技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

使ってみようDLVO理論

使ってみようDLVO理論

~実務に即してDLVO理論をやさしく解説~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーではDLVO理論の基礎から、DLVO理論で行える計算、計算結果の分析・考察についてわかりやすく解説いたします。
また、実際にExcelでポテンシャルカーブを計算できるように、具体例を用いた計算演習を交えて、実践的なスキルと身につけていただけます。

開催日

  • 2023年3月22日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 液中での粒子分散・凝集状態の評価・制御に関心がある技術者、開発者

修得知識

  • DLVO理論の概要
  • DLVO理論に基づいたポテンシャルカーブの計算方法
  • DLVO理論と実現象との関係

プログラム

 DLVO理論は液中での粒子の分散・凝集を考える上で非常に重要な理論です。DLVO理論の詳細な導出はともかく、DLVO理論の概要を知り、実際に使ってみたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
 本講座ではDLVO理論とはどういうものか、何が計算できるのか、計算結果からどんなことが分かるのか、についてわかりやすく解説します。実際にexcelでポテンシャルカーブを計算できるように、いくつかの具体例で計算演習も行います。DLVO理論を知ることで、液中での粒子の分散・凝集をこれまでよりも深く考えることができるようになります。

  1. はじめに 「DLVO理論を使う」とはどういうことか?
    1. 粒子の分散・凝集を支配する粒子間力
    2. 力とポテンシャル
  2. 粒子間相互作用ポテンシャル
    1. ファン・デル・ワールスポテンシャル
    2. 静電相互作用ポテンシャル
  3. 計算に必要な物理量の測定 – ゼータ電位 –
  4. excel演習
    1. 電気二重層の厚さ (計算領域の見積もり)
    2. 全ポテンシャルカーブの計算方法
    3. 粒子間力の計算方法
  5. ポテンシャルカーブから分かること – 実現象との関係 –
    1. ゼータ電位が分散の指標として使われることもあるのはなぜか?
    2. 微粒子ほど分散が難しいのはどうしてか? (高分子分散剤がなぜ必要か?) 。
    3. イオン濃度が高くなると粒子が凝集するのはなぜか?
    4. 無機凝集剤は価数の大きい金属イオンを含むものが多いのはなぜか?
    5. 沈降堆積層が固くなってしまうとき、容易に再分散できるとき、何が違うのか?
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 森 隆昌
    法政大学 生命科学部 環境応用科学科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/14 溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎、溶解性/分散性の制御と評価、材料開発への応用例 オンライン
2025/2/14 粉体の付着・固結・閉塞(詰まり)・滞留(たまり)・分離偏析(かたより)・摩耗・粉体設備トラブルの原因と予防・対策 オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 (講義と演習) - 入門・実践 全2日間 オンライン
2025/2/14 R&D部門のデータ共有・利活用 (MI, AI) のためのデータ共有システム構築と進め方 オンライン
2025/2/14 無機ナノ粒子の合成、表面処理・表面修飾と分散技術 オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 - 入門編 (講義と演習) オンライン
2025/2/17 目的に応じた統計手法の選択とデータ解析のポイント オンライン
2025/2/17 パルスNMRによる高濃度分散体の分散状態および各種材料の「ぬれ性」評価、HSP値評価への応用 オンライン
2025/2/18 粉体・微粒子における帯電・付着力の基礎と応用、制御および評価 オンライン
2025/2/18 PV・MA・マーケティング部門における医療情報データ (RWD) 活用の実践 オンライン
2025/2/18 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 速習 オンライン
2025/2/19 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/2/20 人工知能技術:MTシステム 超入門 オンライン
2025/2/21 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/2/21 薬物間相互作用 - 実践編 (講義と演習) オンライン
2025/2/21 銅ナノ粒子のインク化と実用化に向けたプロセス オンライン
2025/2/21 カーボンナノチューブの分散・成膜および応用展開 オンライン
2025/2/25 反応装置・プロセス設計の基礎とスケールアップの留意点 オンライン
2025/2/26 溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎、溶解性/分散性の制御と評価、材料開発への応用例 オンライン
2025/2/26 スラリー調製及び評価の基礎 オンライン