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脂質ナノ粒子を用いたRNAデリバリーおよび製剤開発を成功に導くポイント

脂質ナノ粒子を用いたRNAデリバリーおよび製剤開発を成功に導くポイント

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、脂質ナノ粒子やリポソーム製剤の品質要件と、mRNA医薬品の開発を加速させるポイントについて解説いたします。

開催日

  • 2023年3月15日(水) 13時30分15時00分

修得知識

  • 脂質ベースDDSの設計理論、調製方法、評価方法
  • 脂質ナノ粒子製剤の製造工程の重要なパラメータと品質特性
  • 脂質原料及び新規添加剤の薬事規制上の要件

プログラム

 mRNAを用いたアプリケーションは、遺伝子治療、ガン治療から、新型コロナウイルス (COVID-19) などの感染予防のためのワクチンにまで幅広く及びます。分解されやすいRNAを用いた医薬品のパフォーマンスは、その製剤の処方設計に大きく依存します。早期の研究開発における重要な決定事項として、適切な薬物送達方法と新規の添加剤の選定を行うことがあげられます。
 また、RNAデリバリーに使用される脂質ナノ粒子製剤では、新規の脂質添加剤が重要な原料として使用されます。In-vivoでの性能を予測する上で、新規添加剤の利用は添加剤の純度や安全性評価を懸念する規制当局にとっての悩みの種でもあります。本セミナーでは、脂質ナノ粒子製剤に使用される重要な脂質添加剤に関する品質特性や規制要件に触れ、留意すべき課題について考察します。また最後に、CDMOの観点からmRNA医薬品の開発における初期開発から後期開発まで、どのように外部のパートナーと提携し、開発を加速できるのかサービスの全体像を紹介します。

  1. RNAをモダリティとした利点と留意点
  2. 脂質ナノ粒子製剤の性能を定義する品質特性
    1. 脂質ナノ粒子の製造プロセス
    2. 重要な工程パラメーター
    3. 性能を定義する因子
  3. 薬事規制に関する観点
    1. 脂質ナノ粒子やリポソーム製剤の品質要件
    2. 製剤に使用する添加剤の分類
    3. 新規添加剤に必要な薬事規制の観点
  4. いかに医薬品開発を加速できるのか
    1. mRNA CDMOサービス
    2. イオン化脂質のスクリーニングを含む初期製剤開発サービス

講師

  • 新鞍 正和
    メルク株式会社 ライフサイエンスサービス事業部
    ビジネスデベロップメントマネージャー

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
複数名
: 15,000円 (税別) / 16,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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