技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車用ウレタン系接着剤の基礎と採用動向

自動車用ウレタン系接着剤の基礎と採用動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、自動車の製造に使用されている接着剤や接着接合の評価方法、およびウレタン系接着剤の基礎について解説いたします。
また、自動車用に採用されている異種材の接着接合事例、最近の自動車製造における動きに対応するための接着接合における技術課題についてご紹介いたします。

開催日

  • 2023年3月10日(金) 13時00分 16時30分

プログラム

 自動車の製造には多くの接着剤が使用されています。ウレタン系接着剤は組立工程のダイレクトグレージング材として広く採用されています。また、近年の軽量化の流れの中で鉄以外の素材の採用も進行し、それとともに異種材料を接合するためにウレタン系を含めた接着接合を採用する例も増えました。最近よく耳にするサステナビリティ、カーボンニュートラルといったキーワードに代表される動きから自動車製造における接合においても新たな課題が生まれています。
 本講座では自動車の製造に使用されている接着剤や接着接合の評価方法についてご紹介し、ダイレクトグレージング材を通してウレタン系接着剤の基礎についてお話しいたします。また自動車用に採用されている異種材の接着接合事例、最近の自動車製造における動きに対応するための接着接合における技術課題についてご紹介します。

  1. 自動車の製造工程と接着剤
    1. 自動車の製造工程
    2. 車体工程で使用される接着剤
    3. 塗装工程で使用される接着剤
    4. 組立工程で使用される接着剤
  2. 接着の基礎
    1. 接着剤の3要素
    2. 接着接合の長所・短所
    3. 接着メカニズム
    4. 接着剤の種類と特徴
  3. 接着接合の評価方法
    1. JISの接着評価
    2. 自動車での接着評価
    3. 接着工程管理と接着特性
    4. 接着信頼性評価の考え方
  4. ウレタン系接着剤の基礎
    1. ウレタン系接着剤の分類
    2. ウレタン系接着剤の特徴
    3. ウレタン系接着剤の配合処方例
      1. 1液タイプ
      2. 2液タイプ
      3. 反応形ホットメルトタイプ
  5. ダイレクトグレージング材
    1. ダイレクトグレージング工法と特徴
    2. 代表的な吐出設備
    3. 代表的な配合成分
      1. プレポリマー
      2. カーボンブラック
      3. 可塑剤
      4. 触媒
  6. ダイレクトグレージング材の高機能化事例
    1. プライマーレスタイプ
    2. 剛性付与タイプ
    3. ホットアプライタイプ
    4. 1.5液タイプ
  7. 新用途採用動向
    1. 樹脂ガラス接着
    2. ガラス回り部品接着
    3. 樹脂部品接着
    4. 自動車製造における樹脂接着に対応するための配合技術
  8. 自動車におけるカーボンニュートラル、サステナビリティと接着接合の技術動向/課題
    1. 自動車製造工程における接着接合の技術動向
    2. 適用拡大のための課題

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 41,000円 (税別) / 45,100円 (税込)
複数名
: 20,500円 (税別) / 22,550円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、4名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、3名様受講料 + 3名様を超える人数 × 19,800円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 41,000円(税別) / 45,100円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 78,000円(税別) / 85,800円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 96,000円(税別) / 105,600円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 41,000円(税別) / 45,100円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 82,000円(税別) / 90,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 123,000円(税別) / 135,300円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 164,000円(税別) / 180,400円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 205,000円(税別) / 225,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 導電性フィラーの種類、特性と配合・分散技術 オンライン
2024/12/7 自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向 東京都 会場
2024/12/9 ぬれ・接触角の基礎と測定・評価 オンライン
2024/12/9 カーボンリサイクルに向けた低エネルギーCO2回収 (DAC) 、燃料合成、燃料利用技術の開発動向 オンライン
2024/12/9 EVの熱マネジメントシステムと冷却・加熱技術 オンライン
2024/12/10 PVA (ポリビニルアルコール) の構造、合成、応用、物性および溶解性評価 オンライン
2024/12/10 フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化 オンライン
2024/12/11 粘着剤・粘着テープの剥離メカニズム・動的挙動と応力・変形・レオロジーコントロール オンライン
2024/12/12 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/12 接着接合部の力学の基礎から強度測定方法 オンライン
2024/12/13 炭素繊維強化複合材料の疲労・破壊特性の基礎と寿命・信頼性評価および異種接合評価・損傷観察技術 オンライン
2024/12/16 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/16 フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化 オンライン
2024/12/17 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 東京都 会場
2024/12/20 UV硬化型接着剤の設計・開発と技術動向 オンライン
2024/12/24 粘度、粘弾性の測定法とデータの読み方、活用例 オンライン
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/26 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/27 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2025/1/8 車載半導体の基礎体系から開発環境・設計技術・量産品質確保の注意点 オンライン