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ハードコート剤の設計、調製、開発技術と特性評価、高機能化と製品応用への展開

ハードコート剤の設計、調製、開発技術と特性評価、高機能化と製品応用への展開

~UV硬化型ハイブリッドハードコート剤を中心に~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、用途に適した機能化が求められるハードコート剤開発のための基本的な考え方と材料設計および評価技術を解説いたします。

開催日

  • 2023年2月28日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ハードコート剤の基礎知識
  • ハードコート剤開発の考え方
  • ハードコート剤の材料設計
  • ハードコート剤の高機能化技術
  • ハイブリッドハードコート剤の開発方法
  • ハードコート剤の応用 (用途)
  • 相反物性、構成成分、重合・硬化方法の比較
  • 基材への接着・密着性の向上
  • 各種特性を維持しながらの高機能化

プログラム

 ハードコート剤は、フラットパネル、ディスプレイ、レンズ、構造材料などの表面保護剤、ガラス代替材料や三次元加飾成型材料として電子材料、光学材料や自動車部材など幅広い分野で使用され、重要な工業材料となっている。また、各種用途に適した機能化が求められ、高機能ハードコート剤の開発が盛んに行われている。特に近年、有機-無機ハイブリッド技術をベースにしたUV硬化型ハイブリッドハードコート剤が主要なハードコート剤として種々の用途で使用されている。
 ここでは、UV硬化型ハイブリッドハードコート剤を中心にハードコート剤の概要、開発の基本的な考え方 (開発方針) および材料設計について概説し、UV硬化型ハードコート剤の調製法、ハイブリッド化技術、特性評価、高機能化技術およびハードコート剤を使ったガラス代替樹脂・フィルムや三次元加飾成型などの応用製品について分かりやすく説明する。

  1. ハードコート剤の概要
    1. ハードコート剤の種類と特徴
      1. 有機ハードコート剤
      2. 無機ハードコート剤
      3. ポリシロキサン (シリコーン) ハードコート剤
      4. 有機-無機ハイブリッドハードコート剤
    2. 熱硬化プロセスとUV硬化プロセス
    3. ハードコート剤の原料と特徴
  2. 高性能・高機能ハードコート剤の開発
    1. ハードコート剤の要求特性と応用分野
    2. ハードコート剤の開発方針
  3. ハイブリッドハードコート剤の開発
    1. ハイブリッドハードコート剤の材料設計
    2. UV硬化型アクリル系ハイブリッドハードコート剤の開発
      1. ハイブリッドハードコート材料における相反物性
      2. UV硬化型アクリル系ハイブリッドハードコート剤の構成成分
      3. ラジカル重合とカチオン重合の比較
      4. ハイブリッドハードコート剤の調製法
        • フィラー修飾法
        • モノマー修飾法
  4. ハードコート剤の特性評価
    1. 膜厚
    2. 表面硬度
    3. 密着・接着性
    4. 耐熱性
    5. 透明性
    6. 耐摩耗性・耐擦傷性
    7. 耐候性
    8. 柔軟性 (耐衝撃性)
  5. ハイブリッドハードコート剤の高機能化
    1. 透明性
    2. 耐熱性
    3. 基材への接着・密着性-基材表面の前処理による接着・密着性の向上
    4. 柔軟性・延伸性 (耐衝撃性)
    5. カール・低収縮性
    6. 耐摩耗性
    7. 屈折率
    8. 防曇・防汚性 (親水・撥水性)
    9. 耐指紋性 (親油・撥油性)
    10. 帯電防止性
    11. 反射防止膜
    12. 耐薬品性
    13. ガスバリア性
  6. 最新応用開発状況
    1. ガラス代替光学・ディスプレイ用ハードコートフィルム
    2. 3次元フィルム成型加工 (インモールドフィルム成型)
      1. フィルム転写 (IM-R)
      2. ラミネーション (IM-L)
      3. インモールドハードコートの設計
      4. インモールド用ハードコートフィルム
    3. 自動車部材-自動車の軽量化
  7. 参考図書
    • 質疑応答

講師

主催

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: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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