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熱から冷却と発電が可能な熱音響デバイスについて

熱から冷却と発電が可能な熱音響デバイスについて

オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月13日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 廃熱回生に関心のある方
  • 廃熱で発電・廃熱で冷凍が可能な技術に関心のある方
  • 熱音響現象に関して知りたい方

修得知識

  • 熱音響現象の概要
  • 熱音響現象の基礎
  • 熱音響現象に関する最近の研究

プログラム

 工場、自動車などが使用している化石燃料由来の熱エネルギーの多くは未利用のまま捨てられています。これらの捨てている熱を「熱音響機関」を用いて回収し電力や冷却・加熱に再利用するために研究を行っています。熱音響機関は本質的にピストン等の可動部品を持たず、多様な熱源を利用した冷却・発電システムを実現できる可能性があります。
 本講演では熱音響現象を理解するための基礎をご紹介すると同時に、私たちの研究例などを通じて、熱音響デバイスをご紹介します。

  1. 熱音響機関の概要
    1. 熱音響機関とは
    2. 熱音響機関の応用事例
    3. 研究例
  2. 熱音響理論
    1. 熱境界層厚さと流路半径
    2. 進行波と定在波
    3. 仕事流
    4. 熱流
    5. 線形長波長近似を行った支配方程式
    6. Two-sensor法
  3. 熱音響現象の歴史と最近の研究
    1. 進行波型熱音響機関
    2. 進行波型熱音響冷凍機
    3. 進行波型熱音響発電機
  4. 簡単な熱音響機関の試作方法
    1. タイプ別熱音響機関
    2. 市販品を用いた進行波型熱音響機関の作成

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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