技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ディープラーニングを活用した細胞画像解析と創薬への応用

ディープラーニングを活用した細胞画像解析と創薬への応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、創薬を目的とした細胞画像解析について取り上げ、ディープラーニング活用の方法論、メリット・デメリットを研究事例に基づいて解説いたします。

開催日

  • 2022年9月8日(木) 10時30分 15時00分

プログラム

第1部 機械学習の創薬への応用

(2022年9月8日 10:30〜11:30)

 AI技術の発展に伴い、創薬領域にもAIを活用することへのニーズが高まっている。一方で、AIが創薬領域においてどのような価値を持っているのか、何をしたらその価値を発揮できるか漠然としていることも少なくない。実際のプロジェクトの事例を見ながらAIを用いたプロジェクトをどの様に立てるか、どのように出口を見出すかについて紹介したい。

  1. 創薬AIのマーケットの動向
  2. AIを用いた創薬課題の設定・解決まで
    1. 課題設定
    2. データ準備
    3. 結果の解釈
  3. 探索領域におけるAIの活用事例
  4. 前臨床領域におけるAIの活用事例
  5. 臨床領域におけるAIの活用事例
  6. まとめ
    • 質疑応答

第2部 非臨床毒性試験におけるディープラーニングの活用

(2022年9月8日 11:40〜12:40)

 近年のディープラーニングの発展により、画像解析技術は人の認知能力に迫る、またはそれを超える性能を発揮できるようになってきた。それは専門的な知見を必要とする生物画像分野においても同様である。本セミナーではディープラーニングを非臨床毒性試験においてどのように活用するか、という点について事例と共にご紹介する。

  1. 画像解析におけるディープラーニングの基礎
    1. ディープラーニングとは
    2. 技術の種類
  2. 生物画像におけるディープラーニング技術の応用
    1. 顕微鏡画像における応用例
    2. 個体動画における応用例
    3. 課題
  3. 非臨床毒性試験のおける活用
    1. デジタルパソロジー
    2. 小核試験
    3. 小動物動画解析
  4. まとめ
    • 質疑応答

第3部 薬物スクリーニング試験におけるディープラーニングの活用

(2022年9月8日 13:30〜15:00)

 薬物スクリーニング試験における細胞画像解析による薬効評価でのディープラーニングの活用について、方法論やそれらのメリット・デメリットを実際の研究事例に基づいて解説いたします。また、実用化に向けた課題とその解決策についても紹介いたします。
 本講演が創薬における探索研究の高精度化・効率化のヒントとなり、価値のある新しい医薬候補品を創製することに多少なりともつながれば幸いです。

  1. 創薬におけるディープラーニングの活用
    1. 薬物評価試験と画像解析
    2. 画像解析とディープラーニング
    3. 実用化に向けた課題
    4. 転移学習を活用した研究事例
  2. フェノタイプ創薬における研究事例
    1. 細胞形態評価試験の概要
    2. 画像データの前処理
    3. ディープラーニングの活用
    4. 実用化検討の実際
    • 質疑応答

講師

  • 袴田 和巳
    エルピクセル株式会社
    CTO
  • 河合 宏紀
    エルピクセル株式会社 研究開発本部
    グループリーダー
  • 齊藤 隆太
    田辺三菱製薬株式会社 創薬本部 創薬基盤研究所
    主席研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/2/4 入門 画質改善・画像復元・超解像技術
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応