技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向

欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向

オンライン 開催

開催日

  • 2022年8月2日(火) 13時30分 15時00分

受講対象者

  • 車両基本構成企画担当者
  • 自動車用樹脂メーカ 自動車内装、部品メーカ 自動車のリサイクルに関係する方

修得知識

  • 自動車を取り巻く様々な課題と電動化動向
  • 自動車用材料の動向と求められる性能
  • 欧州における廃車時のリサイクルに関する規制
  • 自動車メーカ他のリサイクルに対応した車両開発
    • 特に樹脂材料の選定動向など
  • 廃車からの樹脂リサイクル技術

プログラム

 自動車の走行に関わる排出規制については国際基準の整備が進んでおり、地球温暖化防止の有効手段として、電動化が注目されている。一方、資源の採掘から製造、さらには廃車に至る「ライフサイクル」全体での温暖化物資排出量を算出、その削減が求められる様になってくると、車両の設計時点で廃車の処理、リサイクルを含めた算出が求められるようになってきている。そのためには従来からリサイクルが進められていた金属のみならず、樹脂部材のリサイクルが重要な課題となっている。
 EU内では共通の目標値を設けてリサイクルに取り組んでいる。樹脂関係については現時点では包装関係の目標値が規定されているが、自動車業界でも基本方針に沿って設計時点から樹脂再利用に取り組んでいる。

  1. 自動車を取り巻く課題と規制動向
    1. 自動車の普及に伴って顕在化した問題
    2. 自動車の有害派出物質削減
    3. 世界の温暖化物質排出規制の動き (燃費改善から)
    4. カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
      • 運搬できるエネルギー
      • エネルギーの生成
      • エネルギー密度
  2. 自動車の電動化動向
    1. EVの歴史と種類、課題
    2. 現代のEVとその課題
    3. EVに使用される材料
  3. 自動車の軽量化と材料転換
    1. 自動車の軽量化技術とその効果
    2. EVにおける軽量化の重要性
  4. 自動車のリサイクル動向
    1. 欧州のリサイクル動向 (BMWを例に)
      1. 欧州ELV指令
      2. BMWの自動車リサイクル研究開発
    2. 欧州の樹脂部品のリサイクル
      1. EUの樹脂に関わる循環型経済
      2. EUのECOBULK
      3. 自動車用プラスチックの循環型経済への取り組み
  5. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)
複数名
: 9,000円 (税別) / 9,900円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 9,000円(税別) / 9,900円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 18,000円(税別) / 19,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 18,000円(税別) / 19,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 27,000円(税別) / 29,700円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/27 粘弾性挙動によるプラスチック成形品の残留応力の発生と解放のメカニズム オンライン
2024/6/28 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/6/28 自動車シートの快適性向上のための評価・計測および解析技術 オンライン
2024/7/4 樹脂用添加剤におけるブリードアウト・ブルーム現象の発生機構と その制御・対策 オンライン
2024/7/5 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2024/7/5 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2024/7/8 有機フッ素化合物 (PFAS) に関する米国規制動向と企業の対応策 オンライン
2024/7/10 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン
2024/7/11 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2024/7/17 車載バスバーの設計、実装と絶縁処理技術 オンライン
2024/7/18 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/7/18 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2024/7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 オンライン
2024/7/23 プラスチック廃棄物が抱える問題と高分子複合材料メカニカルリサイクル技術 オンライン
2024/7/30 次世代モビリティまでも俯瞰した車載用プラスチックの現状と動向 オンライン
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/9/24 高分子材料の劣化・不具合分析および寿命評価と対策事例 東京都 会場

関連する出版物

発行年月
2018/11/19 炭素繊維・炭素繊維複合材料の未来
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/11/1 世界の炭素繊維・応用製品の市場実態と展望 2017
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/26 2014年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望