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排水の生物処理における膜分離技術の応用・活用

排水の生物処理における膜分離技術の応用・活用

~世界で起きている技術の大きな潮流、膜技術が果たしている役割と課題など~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、世界の水事情の概要から膜分離技術の現状と応用、今後の課題まで解説いたします。

開催日

  • 2022年3月22日(火) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 排水処理業務に携わる技術者
  • 膜分離技術や膜技術の研究・開発に携わっている技術者、開発者、研究者

修得知識

  • 世界の水事情の概要と課題
  • 安全・安心な水を確保するために膜技術が果たしている役割と課題

プログラム

 先ず、世界の水事情及び気候変動の現状やパリ協定に基づく課題などを説明し、そこにおける排水処理の重要さを理解していただきます。更に、排水の生物処理技術の概要を説明し、そこで果たす膜分離技術の役割と問題点を通して今後の膜技術の課題を説明します。また、排水処理及び膜分離技術と現在大きな課題となっているDX (デジタルトランスフォーメーション) の関連についても説明します。
 最後に、生産現場に必要不可欠な排水処理設備など重要設備の事業継続計画 (BCP) およびリスク管理についても説明します。

  1. はじめに
    1. 地球を取り巻く水の現状
    2. 地球温暖化における水への影響
    3. 環境基準達成状況と課題
  2. 排水の生物処理技術の概要
    1. 標準活性汚泥法
    2. 嫌気・無酸素・好気法 (A2O法)
    3. 排水の生物処理法の体系例
  3. いま、世界で起きている技術の大きな潮流
    1. 情報技術を核とした急速な変革 (デジタルデバイドになるな!)
    2. 第4次産業革命 ( INDUSTRY4.0)
    3. 分析技術における全自動化技術の動向
    4. JIS (産業規格) の改訂
  4. 膜分離技術の概要と現状
    1. 膜分離技術で使用される膜の種類と特性
    2. 膜の孔径と操作圧
    3. 膜モジュールの種類例
  5. 排水処理における膜分離技術の応用例
    1. 膜分離活性汚泥法の概要と特徴
    2. 膜分離活性汚泥法の原理の概要
    3. 膜分離活性汚泥法の開発例
  6. 膜分離技術の活用における問題点と課題
    1. 標準活性汚泥法と膜分離活性汚泥法の比較
    2. 今後予想される微細ウイルスへの対応と課題
    3. 事業継続計画 (BCP) とリスク管理の課題
  7. 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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