技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

光触媒による抗菌・ 抗ウイルス反応のメカニズム、評価、最新応用

光触媒による抗菌・ 抗ウイルス反応のメカニズム、評価、最新応用

オンライン 開催

開催日

  • 2022年2月14日(月) 9時50分 17時20分

プログラム

第1部 光触媒のメカニズムと抗菌・抗ウイルス作用について

(2022年2月14日 9:50〜10:50)

  1. 光触媒のメカニズム
    1. 光触媒反応の基本原理
    2. 光触媒の五大適用分野
  2. 光触媒抗菌
    1. 光触媒抗菌のメカニズム
    2. 光触媒抗菌性能の評価
    3. 光触媒抗菌の実施例
  3. 光触媒抗ウィルス
    1. ウィルスとは
    2. 光触媒の抗ウィルス作用
    3. 光触媒抗ウィルス性能の評価
  4. 株式会社 光触媒研究所の光触媒
    1. 光触媒市場製品のカテゴリー
    2. 弊社光触媒は何がどのように異なるのか
    3. 弊社光触媒製品の実施例
  5. まとめ
    • 質疑応答

第2部 光触媒によるSARS-CoV-2の不活化実験、その可能性

(2022年2月14日 11:00〜12:00)

  1. 光触媒によるSARS-COV-2の不活化実験
    1. 液体中での実験
    2. エアロゾール中での実験
  2. 光触媒によるSARS-COV-2の不活化のメカニズム
  3. 今後の展開・可能性
    • 質疑応答

第3部 弱い紫外線下でも使用できる多孔質アパタイト-酸化チタン複合光触媒材料の開発とその可能性

(2022年2月14日 12:50〜13:50)

  1. アパタイトと光触媒の複合化
    1. アパタイト被覆光触媒の構造
    2. 酸化チタンへのアパタイトの被覆
    3. アパタイト被覆光触媒の機能
  2. 球状多孔質アパタイトと酸化チタン
    1. 球状多孔質アパタイトの合成
    2. 球状多孔質アパタイトの構造
    3. 球状多孔質アパタイトと酸化チタンの複合化
    4. 球状多孔質アパタイトと酸化チタン複合材料
  3. アパタイト・光触媒の高機能化・高活性化例
    1. 過酸化水素との併用
    2. 過酸化物との併用
    3. 光フェントン反応の利用
    4. 応用化事例
    • 質疑応答

第4部 可視光応答型光触媒を用いた抗菌・抗ウイルス技術とその応用・可能性について

(2022年2月14日 14:00〜15:00)

 本講座では、近年注目されている可視光応答型光触媒を用いた抗菌・抗ウイルス技術について、材料や原理などを概説しつつ、実用化における課題解決方法から施工事例などの応用面まで、総合的に解説する。

  1. 光触媒とは
    1. 光触媒の歴史・市場
    2. 光触媒の仕組み
  2. 光触媒材料について
    1. 光触媒反応の原理
    2. 光触媒に用いられる物質
    3. 可視光応答型光触媒とは
    4. 様々なコーティング液
  3. 光触媒と抗菌・抗ウイルス技術
    1. 細菌とウイルス/抗菌・抗ウイルス
    2. 光触媒による抗菌・抗ウイルスのメカニズム
    3. その他の抗菌・抗ウイルス剤について
  4. 光触媒コーティング液開発の実際
    1. 性能と膜物性の両立
    2. 製品開発事例紹介
    3. 応用事例1 フィルム加工
    4. 応用事例2 現場施工
    • 質疑応答

第5部 「光除菌」製品の臨床試験への挑戦

(2022年2月14日 15:10〜16:10)

 各種除菌商品が流通しているが、その効果はラボデータしか示されない。医薬品、医療機器以外は臨床データは必要ないが、”除菌”を謳う製品である以上、困難であっても臨床データを検証トライすべきと考える。

  1. ちまたにあふれる除菌製品の現状
  2. フジコーの「光除菌」技術&製品の紹介
    1. フジコーの技術
    2. 空気消臭除菌装置
    3. 消臭除菌タイル
    4. 消臭グッズ
    5. 除菌シート
  3. ラボデータ
    1. ウイルスに対する効果データ
    2. 菌に対する効果データ
    3. 消臭に対する効果データ
    4. VOCに対する効果データ
    5. アレル物質に対する効果データ
  4. 導入事例
    1. 介護施設
    2. 病院施設
  5. 北九州感染対策施設構築&実証プロジェクト
    • 質疑応答

第6部 光触媒による抗菌・抗ウイルス技術と製品展開

(2022年2月14日 16:20〜17:20)

  1. TOTOについて
  2. 光触媒技術、ハイドロテクトについて
  3. ハイドロテクトの抗菌・抗ウイルス性
  4. 抗菌・抗ウイルス製品の展開
  5. その他製品事例
    • 質疑応答

講師

  • 加藤 薫一
    株式会社 光触媒研究所
    代表取締役
  • 間 陽子
    東京大学 大学院 農学生命科学研究科 地球規模感染症制御学講座
    特任教授
  • 野浪 亨
    中京大学 工学部 機械システム工学科
    教授
  • 井上 友博
    信越化学工業 株式会社 塩ビ・高分子材料研究所 開発部
    主任研究員
  • 入内嶋 一憲
    株式会社フジコー 光触媒事業企画部
    室長
  • 高木 洋二
    TOTO株式会社 環境建材事業部 環境建材開発部 技術開発グループ
    主任技師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2024/4/24 香り成分の心理生理学的有効性評価技術と商品開発への展開 オンライン
2024/4/25 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/4/25 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/8 においセンサの開発動向と高感度化、応用事例 オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/20 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/22 ISO11135要求を満足するEOG滅菌バリデーションの実務の具体的ポイント オンライン
2024/5/24 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2024/5/30 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2024/5/30 化学吸着型消臭剤の基礎と製品への加工方法・性能評価・応用例 オンライン
2024/5/31 においの基礎知識、メカニズムと目的に応じた測定・評価方法 オンライン
2024/6/5 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2024/6/6 EOG滅菌のリスク (安全性・品質) と代替滅菌法事例 オンライン
2024/6/13 癒着防止材の各種外科での選択・使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/6/13 においの基礎知識、メカニズムと目的に応じた測定・評価方法 オンライン
2024/6/17 EOG滅菌のリスク (安全性・品質) と代替滅菌法事例 オンライン
2024/6/24 化粧品技術者に求められる微生物保証の基礎知識と理想的な防腐剤・殺菌剤の使用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/11/14 抗菌素材
2022/11/14 抗菌素材 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/8/31 創薬研究者がこれだけは知っておきたい最新のウイルス学
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/3/31 抗菌・抗ウイルス性能の材料への付与、加工技術と評価
2020/11/30 触媒の劣化対策、長寿命化
2020/10/30 においのセンシング、分析とその可視化、数値化
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/11/30 臭いの測定法と消臭・脱臭技術 事例集
2017/12/27 生体吸収性材料の開発と安全性評価
2016/12/26 手術用シーラント材・癒着防止材の利便化向上を目指した製品開発
2016/9/9 抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の基礎と応用
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)