技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオマテリアル技術からみた再生医療の最前線と今後の方向性

バイオマテリアル技術からみた再生医療の最前線と今後の方向性

~細胞能力を高める細胞バイオテクノロジーの世界動向と開発課題をわかりやすく解説~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、細胞周辺環境からみた再生医療 (再生治療と再生研究) のオーバービューを行うとともに、再生治療と再生研究 (細胞研究と創薬研究) におけるバイオマテリアル技術の重要性と必要性について議論いたします。
また、再生医療分野の研究と事業化の今後の方向性についても言及いたします。

開催日

  • 2022年2月2日(水) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • ドラッグデリバリーシステム (DDS) 、バイオマテリアル、バイオテクノロジー、再生医療に関心を持つ方
  • 細胞の周辺環境を作り与えるための材料・技術・装置をデザイン・創製する企業の研究者、開発者など
    • 材料 (高分子、セラミクス、金属、複合体など)
    • 薬 (低分子、タンパク質、ペプチド、糖など)
    • 材料加工 (印刷、繊維、レーザーなど)
    • 装置 (機械、光学、電気、半導体、制御など)
    • 再生医療周辺企業 (消耗品、サービス)
    • 細胞培養、機能評価、保存、輸送、移植、治療評価 (イメージング) など

修得知識

  • バイオマテリアルが包括する研究分野と再生医療の定義 (日本と海外の違い)
  • 再生医療の世界動向と最先端技術
  • 今後の再生医療研究と事業化の方向

プログラム

 再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を高め、病気を治す医療である。この自然治癒力のもとが細胞の増殖、分化能力であり、これを高めることが大切である。生体組織は細胞とその周辺環境からなっている。いかに丈夫なからだでも、家や食べ物がなければ弱ってしまう。これと同じことが細胞にもあてはまる。つまり細胞能力を高めるには、バイオマテリアル技術を用いて細胞に家や食べ物など周辺環境を作り与えることが必要となる。
 本講演では、バイオマテリアルの観点から、細胞能力を活用した再生治療および細胞応力を調べる再生研究を考える。

  1. バイオマテリアルの定義と具体例
  2. 再生医療の定義 (再生治療と再生研究)
    1. 再生治療とは
    2. 再生研究 (細胞研究と創薬研究) とは
  3. 再生医療の4本柱とは
    • 細胞移植
    • 組織工学
    • 遺伝子治療
    • 創薬研究
  4. 細胞移植を用いた再生治療
    1. 対象細胞の種類
    2. 細胞移植再生治療の具体例と問題点
  5. 組織工学を用いた再生治療
    • 組織工学とは (バイオマテリアルを用いた細胞周辺環境作り材料技術)
  6. 組織工学を用いた再生治療
    1. 組織工学の種類
    2. 組織工学再生治療の具体例と問題点
  7. 再生医療の中の遺伝子治療
  8. 再生研究
    1. 組織工学を用いた細胞研究の具体例と問題点
    2. 遺伝子を用いた細胞の機能改変技術
    3. 細胞と組織工学を用いた創薬研究
  9. 再生医療業界の最新動向と開発課題
  10. まとめと未来に向けて

講師

  • 田畑 泰彦
    京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 生体材料学分野
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 20,000円(税別) / 22,000円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/25 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/9/26 計測機器の計測結果数値の不確かさの考え方、適用、使い方 オンライン
2024/9/26 メディカルライティング入門講座 オンライン
2024/9/26 治験・市販後でのアジアPV規制の比較・最新動向と当局/医療機関への報告要件の違い オンライン
2024/9/26 新薬承認申請へ向けたリアルワールドデータ (レジストリデータ・医療ビッグデータ) の信頼性確保・審査事例と将来の次世代データの活用可能性 オンライン
2024/9/26 iPS細胞の大量培養にむけた培養方法の選択と工程設計 オンライン
2024/9/27 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン
2024/9/27 医薬品の多様性を考慮した外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策の具体的ポイント オンライン
2024/9/27 事例解説から学ぶ日常業務の効率化とその実施の信頼性確保 オンライン
2024/9/27 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2024/9/27 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/9/27 医薬品HPLCの基礎と予想されるトラブルへの対応 オンライン
2024/9/27 抗がん剤の早期開発・承認取得のポイント オンライン
2024/9/27 ファーマコメトリクス/クリニカルファーマコメトリクス オンライン
2024/9/27 再生医療等製品の製造現場におけるGCTP適合性調査対策のポイント オンライン
2024/9/30 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2024/9/30 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2024/9/30 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/9/30 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 東京都 会場・オンライン
2024/9/30 医薬品や医療機器の早期承認取得のためのPMDA申請戦略とスムーズに合意を得る方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/12/27 生体吸収性材料の開発と安全性評価
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/1/30 再生医療 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/1/30 再生医療 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)