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有機ELディスプレイ・照明の国内外の最新動向と将来トレンド

有機ELディスプレイ・照明の国内外の最新動向と将来トレンド

~有機ELディスプレイの各種用途展開・技術動向と課題・車載用途への技術課題 / 用途拡大が進む有機EL照明の現状と今後の展開 / 有機EL材料の最新動向:発光材料/周辺材料/封止材料/基板材料~
オンライン 開催

概要

本セミナーは、有機ELディスプレイ・照明分野に新規参入したい事業者や有機ELの将来への投資を考えている方々へ向けて、有機EL技術の基礎から最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトについて解説いたします。

開催日

  • 2021年12月2日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 有機EL照明、有機ELディスプレイに関連する技術者、開発者
  • 有機ELビジネスに参入している装置・部材・デバイスメーカー
  • 有機ELビジネスに参入予定の装置・部材・デバイスメーカー
  • 有機ELを応用した商品開発を検討・推進中の技術者、企画担当者

修得知識

  • 有機EL業界ビジネスへ参入するための基礎知識
  • 最新技術トレンドであるフレキシブル・フォールダブルOLEDの現状
  • 有機EL照明の現状と将来展望および新たな応用分野

プログラム

 2019年末から世界を襲ったコロナ禍が我々の生活を一変させた。人の移動を伴わない生活、例えば在宅勤務やリモート会議、ネットショッピング、遠隔診療等が進展していったが、新たな課題も見えてきた。例えば、もっと臨場感あるディスプレイや携帯しやすいディスプレイへの要求が加速してきている。在宅勤務やリモート会議、遠隔診療では照明環境も極めて重要になり、視認しやすい、目に優しい健康的な照明への要求が一層強くなった。特に、有機エレクトロニクス技術とりわけ有機EL技術は確実に新生活を変革する基盤技術になる。ディスプレイ・TVを壁紙のような形にしたり、小さく折り畳みができたり、くるくる巻き上げることもできる技術は有機EL技術以外にない。今まであまり詳細に公開されることのなかった有機ELディスプレイ・照明技術だが、現在どのレベルまで進展しているのか?実は、近年の材料・デバイス技術の進展によりフレキシブル、高効率、長寿命が大いに期待できるものになってきた。
 本講演では、この分野に新規参入したい事業者や有機ELの将来への投資を考えている方々へ向けて、有機EL技術の基礎から最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトは何かについて解説・議論する。

  1. 新型コロナウイルスに翻弄されるのか?有機EL技術への期待
    1. アフターコロナの新生活様式と有機ELディスプレイの市場動向
    2. 有機ELの最新世界市場動向 – 特に中国市場の動向を踏まえて
  2. 有機EL技術の応用分野
    1. 用途別
      1. ディスプレイ・TV
      2. モバイル用途
      3. タブレット
      4. サイネージ・装飾・透明ディスプレイ
      5. 照明
      6. 車載用途
        1. 統合コクピット
        2. センターコンソールディスプレイ
        3. リアシート用ディスプレイ
        4. そのほかの応用
  3. 有機ELディスプレイの技術動向と課題
    1. ボトムエミッション
    2. トップエミッション
    3. フレキシブルディスプレイ
    4. 現状の技術課題と方策
  4. 車載用途展開のための技術課題
    1. 寿命
    2. 形状 – 平面か曲面か
    3. 発色性
    4. 視野角
    5. 消費電力
  5. 静かに広がりつつある有機EL照明の技術動向
    1. 光源の進化と照明を取り巻く市場環境
    2. 有機EL照明の最新技術動向
    3. 有機EL照明の今後 – LED照明を凌駕する応用分野とは?
  6. 有機EL材料技術の最新動向
    1. 有機EL材料市場と今後の動向
    2. 有機EL材料の最新技術
      1. 発光材料 – TADF材料の最新動向
      2. 周辺材料 (サポート材料) – HIL,HTL,EBL, EIL, ETL HBL各材料の技術動向
      3. 封止材料および封止技術
      4. 基板材料 – フレキシブル、フォールダブルに対応する新素材
  7. まとめ、質疑

講師

  • 菰田 卓哉
    国立大学法人 山形大学 COI研究推進機構
    産学連携教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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