技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

カルマンフィルタを用いた移動物体の状態推定と追跡技術

カルマンフィルタを用いた移動物体の状態推定と追跡技術

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、移動物体の時系列的追跡と運動状態推定を一例としてセンサの能力向上を図る状態推定技術について解説いたします。
また、現在、金沢大学が進めている市街地の公道走行実証試験を題材として、市街地における自動運転技術の現状とその課題について解説いたします。

開催日

  • 2021年10月18日(月) 10時30分16時30分

プログラム

 近年、注目を集めている自動運転システムには、様々なセンサが搭載されている。市街地のような複雑な環境の中で自動運転を行うためには、様々なセンサの特性を理解し、各センサの長所を生かして認識能力を向上していく必要がある。
 本講演では、移動物体の時系列的追跡と運動状態推定を一例としてセンサの能力向上を図る状態推定技術について解説する。また、現在金沢大学が進めている市街地の公道走行実証試験を題材として、市街地における自動運転技術の現状とその課題について解説します。

  1. 自動運転自動車に関する研究動向と必要技術
    1. 自動運転の歴史
    2. 自動運転に必要な技術
  2. 自動運転に用いられるセンサの概要と特徴
    1. LiDARの動作原理と特徴
    2. RADARの動作原理と特徴
    3. ステレオカメラの動作原理と特徴
  3. LiDARに基づく各種認識技術の概要
    1. LIDARを用いた走行空間認識
    2. 移動物体認識の概要とその重要性
  4. 移動物体の運動状態推定とその時系列的追跡
    1. 認識能力の向上とは?
    2. カルマンフィルタによる状態推定
    3. データアソシエーションとマルチターゲットトラッキング
  5. 自動車の自動運転への適応
    1. 自動運転システム全体の概要
    2. 公道走行試験の概要と現状
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 菅沼 直樹
    金沢大学 高度モビリティ研究所
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/24 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2025/9/29 体表面における生体信号の低侵襲・非接触計測技術と応用 オンライン
2025/10/3 EV車載充電器/電源方式の利点・欠点と技術・研究動向 オンライン
2025/10/7 トヨタ自動車、モビリティカンパニーへの変革とは オンライン
2025/10/7 自動車における車内・車外騒音発生メカニズムと吸遮音材/防音材の基本と適用事例 愛知県 会場
2025/10/8 車載ミリ波レーダとLiDARの違い オンライン
2025/10/9 自動車内温熱快適性評価のための伝熱解析 オンライン
2025/10/10 「大型3Dプリンター」を用いた新しい市場、求められる成形材料、その可能性 オンライン
2025/10/22 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/24 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/27 自動車工学の基礎と運動制御・自動運転および最新自動車技術 オンライン
2025/10/28 自動車工学の基礎と運動制御・自動運転および最新自動車技術 オンライン
2025/10/29 センサの基礎 オンライン
2025/10/30 自動車部品サプライヤの「自ら仕掛ける体質」への転換 オンライン
2025/11/6 リチウムイオン電池のバッテリーマネジメントと残量、劣化予測 オンライン
2025/11/12 xEV用パワーエレクトロニクスの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2025/11/17 リチウムイオン電池のバッテリーマネジメントと残量、劣化予測 オンライン
2025/12/4 自動運転を支えるセンサフュージョンの最前線 : LiDARが拓く未来 オンライン
2025/12/16 自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向 東京都 会場
2026/1/16 これからの自動車熱マネジメント技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/9/26 2014年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/30 マイクロセンサ 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/11 新しい磁気センサとその応用
2013/1/30 圧力センサ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/30 圧力センサ 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)