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全固体リチウムイオン電池のメリット・デメリット 比較解説

Zoomを使ったライブ配信セミナー

全固体リチウムイオン電池のメリット・デメリット 比較解説

~用途・コスト・重量・サイズ・製造プロセス・EVの安全性~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、液系リチウムイオン電池の開発と製造・販売の経験を元に、全固体リチウムイオン電池の可能性も含めて紹介いたします。

開催日

  • 2021年3月2日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • イオン導電材料、電極材料、粉体技術、プロセス開発を行う技術者、研究者
  • 全固体リチウム電池研究に携わる技術者、研究者

修得知識

  • 出願特許の動向
  • 国内外の全固体リチウムイオン電池の開発企業、研究動向の過去3年の変遷
  • 各社の特徴と強み、ビジネスモデル

プログラム

 2020年年末の現在、コロナ禍の最中に、各国の産業再生は新たな目標を模索している。この1,2ヶ月を見ても、CO2削減の政策強化、EVなど自動車の電動化促進など、目新しくはないが待ったなしの課題が掲げられている。
 ターゲットは各国の電力インフラのCO2削減と、自動車の環境負荷削減である。後者は最終的には燃料電池車FCVへの転換ではあろうが、この10年はリチウムイオン電池が主役であり、その性能とコスト、何よりもその安全性 (発火事故) の解決である。
 この様な背景から、全固体リチウムイオン電池の開発と実用化は、最も期待されるアイテムとなった。この1年間でも、電子部品としての小型全固体電池は既に量産・販売が開始している。自動車用途で先行しているトヨタ自動車は最近の発表では、2025年を目処に全固体電池車の発売をアナウンスしている。
 本講演のテーマに関して、極めて断片的な情報はあふれているが、中長期の実用レベルを判断する定量的な、数値情報は乏しい。本セミナーでは副題に掲げたアイテムに関して、液系リチウムイオン電池の開発と製造・販売の経験を元に、全固体リチウムイオン電池の可能性も含めて紹介したい。

  1. 固体電解質電池と液系リチウムイオン電池の比較
    1. リチウムイオン電池の構成と構造
    2. 電解質の特性 (イオン伝導度) と電気化学
    3. エネルギー特性、パワー特性とサイクル特性
    4. 正・負極と電解質界面の課題 (イオン移動界面の形成)
    5. 関連事項
  2. リチウムイオン電池の安全性
    1. 電解液とガス化分解、発火・破裂
    2. 過充電と過放電
    3. 現在の安全性規制ほか
      • 電気用品安全法
      • UL
      • UN輸送基準
    4. 電池事故の経緯、民生用とEV等自動車
    5. 全固体リチウムイオン電池がクリアすべき安全性課題
    6. 硫化水素とフッ化水素のケミカル・ハザード
  3. 全固体リチウムイオン電池の開発事例
    1. 研究開発レベル
    2. 小型全固体電池の商品化
    3. EVなど自動車分野
    4. 開発企業一覧、~2018、2019年〜2020年
  4. 全固体リチウムイオン電池のコスト課題
    1. 液系リチウムイオン電池のコスト構成
    2. 全固体リチウムイオン電池のケース
      • セパレータレス
      • 電解液レス
    3. EV@2030年のリチウムイオン電池との対比
  5. 全固体リチウムイオン電池における新たな材料市場
    1. 正・負極材
    2. バインダー
    3. イオン性液体
    4. 外装材 (電池容器) 円筒、角槽とラミネート (平板)
  6. 全固体リチウムイオン電池の用途分野
    1. 医療機器など高度安全性システム
    2. 住宅用蓄電システム
    3. EV等電動自動車、発火事故率の推算
    4. その他
  7. まとめ
    1. 二次電池のパラダイムシフト
    2. 電池製造プロセスの乾式化

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 41,000円 (税別) / 45,100円 (税込)
複数名
: 20,500円 (税別) / 22,550円 (税込)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 123,000円(税別) / 135,300円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 164,000円(税別) / 180,400円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 205,000円(税別) / 225,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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