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製薬分野での特許・技術ライセンス契約におけるリスクとトラブル予防対策

Zoomを使ったライブ配信セミナー

製薬分野での特許・技術ライセンス契約におけるリスクとトラブル予防対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、製薬分野での特許・技術ライセンス契約について取り上げ、ライセンスの許諾範囲、対価の支払い、独禁法、ライセンシーの責任範囲等、リスクの回避について国際業務の経験豊富な講師が解説いたします。

開催日

  • 2021年2月26日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • 医薬品ライセンスの判断をなすにあたってのビジネス上の要素・考え方
  • 医薬品ライセンスに関連する各種契約についての基本的知識・法律理解
  • 医薬品ライセンス契約の交渉における留意点
  • 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンス

プログラム

 製薬業界においては、自社開発の製品に限らず、他社との間で特許・技術を取引対象とするライセンス取引が盛んになっています。しかし、製薬業界でのライセンス契約にはビジネスの構造・特殊性・慣行を背景とした独特の様々な規定があり、これらを踏まえリスクとトラブルの予防対策に配慮することが重要です。本講演は、業界のビジネスを踏まえ、これらの対策を法務部門だけでなく広くコーポレート、R&D及び事業部門の皆様にもご説明します。

  1. はじめに
    1. 自己紹介
    2. 本講座の目的・対象
  2. 医薬品ライセンスの基礎知識
    1. 対象
    2. ライセンス契約~ライセンスストラクチャー
    3. ライセンスフィー
  3. 医薬品ライセンスの意思決定
    1. 医薬品産業の構造
    2. 医薬品の研究開発に関連する重要なマイルストーン
    3. 医薬品の製造販売以降のマイルストーン
    4. 知的財産の保護制度
    5. 医薬品業界の環境変化
    6. 経営資源の配分
    7. 他のアライアンス手法との優劣
    8. その他の考慮要素
    9. ライセンシングに至る意思決定
  4. ライセンス交渉における各種契約とリスク・トラブル
    1. 関係する契約の種類
    2. 秘密保持契約
    3. Material Transfer Agreement (MTA)
    4. Term Sheet/Letter of Intent
    5. ライセンス契約 (本契約) のプロセス
  5. ライセンス契約 (本契約) の概要、ポイントとリスク・トラブル予防対策
    1. 前文と各条項
    2. ライセンス許諾の範囲
    3. 対価の支払い
    4. 特許権に関する規定
    5. 独禁法上の問題
    6. 免責
    7. その他各種リーガル条項

講師

  • 桃井 恭祐
    K&L GATES外国法共同事業法律事務所
    アソシエイト

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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