技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

塗布膜乾燥のメカニズムの理解と品質保持、最適化、トラブル対策のコツと勘どころ

Zoomを使ったライブ配信セミナー

塗布膜乾燥のメカニズムの理解と品質保持、最適化、トラブル対策のコツと勘どころ

~上手に塗布膜を乾かすための予備&必須知識~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、乾燥の基礎知識から解説し、塗布膜乾燥のメカニズム、塗布膜乾燥速度の定量的取り扱い、乾燥時間短縮のポイント、乾燥操作と製品品質の関連について詳解いたします。

開催日

  • 2021年2月24日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 乾燥に携わる技術者

修得知識

  • 乾燥の基礎知識
  • 塗布膜乾燥のメカニズム
  • 塗布膜乾燥速度の定量的取り扱い
  • 乾燥時間短縮のポイント
  • 乾燥操作と製品品質の関連

プログラム

 乾燥操作は材料に熱を与えて水分あるいは溶剤を蒸発させる点から相変化を伴う熱と物質の同時移動現象の典型例である。塗布膜乾燥操作の予備知識として湿り空気の諸性質、熱と物質の同時移動の典型例である湿球温度の概念、湿度図表を解説する。含水率、材料中での水分の保持状態を解説し、乾燥のメカニズムを考える。乾燥のメカニズムに基づいて乾燥速度の定量的な捕らえ方を講義し、乾燥時間を短くするコツを紹介する。また、トラブル対策として、組成偏析、材料の変形やクラックの発生、材料の表面平滑性、残留溶媒の低減策に関する勘どころについて講述する。次に、粒子分散系塗布膜の乾燥を取り上げ、膜の平滑性に及ぼす乾燥条件の影響を解説し、乾燥の指針を提示する。講演の最後には塗布膜乾燥を含む乾燥操作全般に係るトラブルシューティングについての質問を受け付ける。

  1. 乾燥操作の予備知識
    1. 乾燥操作の量的関係を知ろう
      1. 物質収支
      2. 熱収支
    2. 空気の性質を知ろう
      1. 湿度
      2. 諸物性値
    3. 材料温度を知るヒント
      1. 湿球温度の概念
      2. 断熱飽和温度の概念
    4. 乾燥中の空気の状態変化を知る武器
      1. 湿度図表の使い方
      2. 湿度図表の有用性
    5. 一般の気液系の取り扱い
      1. 湿度
      2. 諸物性値
      3. 湿球温度と断熱飽和温度
  2. 乾燥操作の必須基礎
    1. 材料をどこまで乾燥できるか?
      1. 含水率の定義
      2. 平衡含水率と自由含水率
      3. 製品含水率の制御方法
    2. 材料は水分をどのような状態で含むか?
      1. 水分の保有状態と移動機構
      2. 液状水移動
    3. 乾燥の挙動を知る
      1. 乾燥特性曲線の概念
      2. 乾燥の3期間
      3. 限界含水率の重要性
    4. 乾燥速度を定量的に取り扱う
      1. 定率乾燥速度
      2. 減率乾燥速度
    5. 乾燥時間を短くするコツ
      1. 限界含水率に基づく方策
      2. 減率乾燥速度曲線の形の基づく方策
  3. 塗布膜乾燥のメカニズムと品質保持
    1. 組成のムラはなぜ生じるか?
      1. 組成偏析とバインダーの移動
      2. バインダー移動の防止策
    2. 剥離,クラック,変形はなぜ生じるか?
      1. 乾燥応力と乾燥速度
      2. 乾燥収縮防止策
    3. 表面平滑性を保つには?
      1. 乾燥モデル
      2. 平滑性に及ぼす乾燥条件の影響
    4. 残留溶媒を効率よく低減したい
      1. 水蒸気の共存効果
      2. 水溶性溶媒の共存効果
  4. 粒子分散系塗布乾燥の勘どころ
    1. 乾燥特性と表面平滑性を知る
      1. 塗布膜乾燥実験装置
      2. 表面平滑性の評価
    2. 乾燥速度曲線と表面平滑性の関係は?
    3. 表面平滑性に及ぼす乾燥条件の影響は?
    4. 混合溶媒の場合は?
    5. よりよい塗布膜乾燥の指針は?
  5. 乾燥操作のトラブルシューティング
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2021/3/16 スパッタリングの基礎と薄膜における内部応力抑制および付着 オンライン
2021/3/18 プラスチック加飾技術の最新動向と今後求められる加飾技術 オンライン
2021/3/19 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2021/3/19 DLC (ダイヤモンドライクカーボン) 被覆およびその複合処理による金属材料の耐久性向上 オンライン
2021/3/22 薄膜の剥離メカニズムと密着性改善 オンライン
2021/3/22 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 オンライン
2021/3/23 ぬれ性の基礎と滑水性の評価・制御 オンライン
2021/3/24 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法 オンライン
2021/3/25 大気圧プラズマの基礎と応用展開 オンライン
2021/3/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善・評価方法 オンライン
2021/3/26 機能性コーティングによる耐指紋、防汚性の評価技術 オンライン
2021/3/29 ALD (原子層堆積法) の基礎と高品質膜化および最新動向 会場・オンライン
2021/3/30 水性塗料の設計技術との課題、顔料分散剤の利用技術・外観低下トラブルの原因と対策管理 オンライン
2021/3/31 凍結乾燥における条件最適化/パラメータ設定と品質劣化の防止対策 オンライン
2021/4/7 塗膜の強度評価と割れ・はがれに対する欠陥対策 愛知県 会場・オンライン
2021/4/7 フィラーの上手な使い方 愛知県 会場・オンライン
2021/4/8 乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策 愛知県 会場・オンライン
2021/4/8 自動車部品における摩擦摩耗・摺動特性向上のための表面改質技術 オンライン
2021/4/8 プロセスシミュレータで学ぶ分離工学 オンライン
2021/4/9 技術者のためのUV/EB硬化技術入門 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2017/9/25 乾燥技術の基礎とトラブル対策
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2012/11/29 無電解めっき技術
2012/10/31 ハイブリッド・デュアルUV硬化の実践的活用
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/30 フィルムの加工トラブル対策技術
2012/7/30 良い塗布膜を得るためのコントロール技術
2012/6/1 超撥水・超親水化のメカニズムとコントロール
2010/2/25 コーティング材料のコントロールと添加剤の活用