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医薬品包装の開発動向と今後必要な包装設計

医薬品包装の開発動向と今後必要な包装設計

~SDGs対応、偽造防止、CRSF、ヒートシール安定性、バリア性、臭い吸着など~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、医薬品包装の世界のトレンドをふまえ、今後望まれる包装設計のあり方や具体的な応用法までを解説いたします。

開催日

  • 2021年2月18日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 包装に関連する技術者・研究者、品質担当者
    • 医薬品
    • 食品・飲料
    • 化粧品
    • 日用品 等

修得知識

  • 包装商品の市場
  • 食品、飲料、医薬品、化粧品、日用品、その他の包装設計事項
  • 包装設計における検討項目

プログラム

 包装の設計思想が2015年のパラダイムシフトによりSDGs対応で変化しつつある。医薬品包装も例外ではなく、SDGs対応の包装が求められる。
 包装の主な課題として、偽造防止及びtrack & trace、CRSF, ヒートシール安定性、バリア性、臭い吸着、interactive包装などについての説明の中で、SDGs対応の仕方を具体的な事例で紹介する。
 従来通りの包装設計では、これから通用しなくなることを理解し具体的なビジネス活動の中で活かせるようにしたい。

  1. SDGs対応
  2. 包装商品の市場
    1. 世界の包装市場
    2. 日本の包装市場
  3. 包装の開発動向のトレンド
    1. Circular Economyへの対応
      • 再生再利用の包装設計と医薬品包装 (対応が出来る場合とできない場合)
        PTP他プラスチックの対応はどうする
      • CRSFのSPの動きは
      • 包装材料の小ロット生産への対応策は、廃棄包材の削減策は
      • 紙仕様の一次包装の可能性は
      • 食品の事例 (医薬品の事例はまだ見当たらないが早晩対応が必要)
    2. ここ数年の世界の包装の開発トレンド
      • 世界が重視している事項
      • 欧州企業にみる医薬品包装における
        スマホ活用及びconnected package,interactive packageの事例
  4. 偽造防止及びtrack & trace
    1. 世界の偽造防止包装
    2. 偽造防止の設計の考え方
  5. チャイルドレジスタント (CRSF)
    1. 世界のChild Resistant Senior Friendly事例
    2. 日本における現状と対応の仕方
  6. ヒートシールの安定性
    1. ヒートシール及びヒートシール剤とは
    2. ヒートシール以外の封緘技術
    3. 封緘技術の管理法
  7. バリア包装設計 Circular Economy対応で蒸着技術の可能性は
    1. 防湿包装の考え方
    2. 酸素バリア性の考え方
  8. 臭い対策
    • 医薬品から発生する臭いの対策
  9. 包装材料への医薬品成分の移行
    • 吸着・収着対応
  10. まとめ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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