技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックの材料特性と設計実務ノウハウ

Zoomを使ったライブ配信セミナー

プラスチックの材料特性と設計実務ノウハウ

オンライン 開催

開催日

  • 2020年10月15日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック製品の設計者、入門者
  • プラスチック製品の設計方法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者
  • プラスチックへの材料変更を検討している金属部品設計者

修得知識

  • プラスチック材料全般の基礎知識
  • プラスチックと金属材料の違い
  • 設計業務において考慮すべきプラスチックの材料特性

プログラム

 プラスチックは低コストで様々な特性を付与することができるため、身の回りの多くの製品で使われています。近年は、金属をプラスチックに代替する動きがさらに活発になってきており、これまで金属材料をメインで使ってきた設計者にとっても、プラスチックと無縁でいることが難しい状況になっています。一方、プラスチック製品のトラブルが市場で数多く発生しています。多くがプラスチックの材料特性をよく理解しないまま、製品に使用したことが原因です。金属材料と同様の考え方で設計をしてしまうと、トラブルを防ぐことは難しいといえます。
 本セミナーは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が担当します。実務で得た様々な経験をベースに、プラスチック材料特性の基礎知識から設計実務ノウハウに至るまで分かりやすく解説します。

  1. プラスチック材料の基礎知識
    1. プラスチック材料を選定するメリットと主な用途
    2. プラスチック材料の分類と知っておきたい特性の違い
      1. 熱硬化性プラスチック/熱可塑性プラスチック
      2. 汎用プラスチック/エンジニアリングプラスチック
      3. 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック
    3. プラスチック材料と金属材料の違い
      1. 材料特性の決定プロセス
      2. ストレス・ストレングスモデル
    4. 配合剤
    5. 再生材
  2. 物性表から読み解くプラスチックの材料特性
    1. 物理特性
      1. 比重
      2. 成形収縮率
      3. MFR/MVR他
    2. 機械特性
      1. 引張特性
      2. 曲げ特性
      3. 衝撃強さ他
    3. 熱特性
    4. 電気特性
    5. 光学特性
  3. 物性表にはほとんど載らないプラスチックの材料特性
    1. 温度特性
    2. 粘弾性特性
      1. 力学モデル
      2. クリープ
      3. 応力緩和
    3. 劣化
      1. 様々な劣化要因 (熱/水分/紫外線/その他)
      2. アレニウスの式を使った寿命の推定
      3. 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
      4. RTI (相対温度指数)
    4. 耐薬品性
    5. 疲労
  4. トラブルを防ぐための設計実務ノウハウ
    1. 要求事項の整理
      1. 使用温度範囲の設定
      2. 製品の使われ方の明確化
    2. 材料特性のばらつきと下限値の推定
    3. 安全率設定の際に考慮すべきこと

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 19,000円 (税別) / 20,900円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/8 ポリウレタンの物性制御と分析、応用 オンライン
2024/8/8 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/8/9 フォトポリマーの材料設計と先端電子材料への応用 オンライン
2024/8/16 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2024/8/19 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2024/8/20 フィルム製膜における延伸・配向技術とその解析 オンライン
2024/8/22 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/8/27 衝撃現象・破壊の基礎と高速材料試験・構造要素強度評価方法 オンライン
2024/8/28 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2024/8/28 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/8/30 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物の製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2024/9/5 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/9/24 高分子材料の劣化・不具合分析および寿命評価と対策事例 東京都 会場

関連する出版物