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連続プロセスによる化学品・医薬品の生産

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連続プロセスによる化学品・医薬品の生産

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、これから連続プロセスを導入しようとしているバッチプロセスの技術者に向けて、連続プロセス特有の問題点、工業化に際して解決せねばならない問題点、連続プロセスのメリット等を解説いたします。

開催日

  • 2020年10月2日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • バッチプロセスをスケールアップして化学品・原薬のパイロット製造、本製造を開始しようとしている技術者
    • プロセス化学者
    • 化学工学技術者
    • 品質保証技術者
    • 製造技術者 など

修得知識

  • 簡単なスケールアップの化学工学理論
    • 熱伝導
    • 濾過
    • 撹拌
    • 抽出
  • 溶媒回収を考慮した溶媒の選択方法
  • 溶媒回収プロセス
  • プラントの安全性保持技術
  • スケールアップトラブル例

プログラム

 連続プロセスは、大型化学プラントで用いられて来ました。一方、連続プロセスは少量多品種生産には適応されてきませんでした。近年、ウランの濃縮技術から派生したマイクロリアクターが開発され、少量多品種生産に連続プロセスを適応する例が増えてきました。
 講師は、1977年アクリル繊維の工場の研究課か初任配属でした。当時既に、アクリロニトリルの重合、ポリマー濾過・乾燥・溶解、紡糸、糸の延伸・乾燥・熱処理・梱包まですべて連続一貫生産プロセスが完成しておりました。連続プロセスは、決して新しいものではなく、年産1000トン以上の化学工場では常識的なプロセスです。
 講師はその後医薬原薬の世界に転向し、バッチプロセスの世界に身を置いたので、バッチと連続の両生産プロセスの違いを身をもって体験してきました。そこで、これから連続プロセスを導入しようとしている、バッチプロセスの技術者に対して、連続プロセス特有の問題点、工業化に際して解決せねばならない問題点、連続プロセスのメリット等を紹介していきたいと思います。

  1. 連続プロセスの歴史
  2. 連続プロセスとバッチプロセスの違い
  3. 連続プロセスのイメージ
    • 滞留時間と装置容量
  4. 連続プロセス特有の問題点
    • 特に単位操作と単位操作の連結
  5. 単位操作の各論
    • 反応、抽出、晶析、スラリー濾過、乾燥それぞれについて
      1. 装置の紹介
      2. バッチとの違い。特に物質収支、熱収支の観点から。
      3. スタートアップ、ストップ操作

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,000円 (税別) / 46,200円 (税込)
複数名
: 18,500円 (税別) / 20,350円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,500円(税別) / 20,350円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,000円(税別) / 40,700円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,000円(税別) / 40,700円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 55,500円(税別) / 61,050円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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