技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

各種ディスプレイの技術動向と課題、今後の展開

Zoomを使ったライブ配信セミナー

各種ディスプレイの技術動向と課題、今後の展開

~LCD/OLED/mini・μLED/QLED/フォルダブル等~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、技術および搭載製品の多様化が進むディスプレイについて取り上げ、各方式のディスプレイの特徴、仕組み、課題、先端ディスプレイ開発の実際に触れながら今後の技術ニーズを探ります。

開催日

  • 2020年7月10日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 現在、様々な光源を用いたディスプレイが実用化または開発されている。LEDディスプレイは超大型映像装置で使用され、液晶ディスプレイ (LCD) は、家庭用テレビ用途で使用されており主に中国企業が製造している。OLEDディスプレイは、スマートフォン市場で優勢であり、韓国企業・サムスン社が活躍している。またLG社は家庭用テレビへの参入を図っている。そして、米国企業・アップル社は台湾企業と手を組み、中韓企業と競争している。残念ながら日本企業は「蚊帳の外」の状態である。このような状況の中、次世代ディスプレイとしてマイクロLEDやQLEDを光源とするディスプレイが発表・提案されている。
 電子情報機器にディスプレイは必須であり、その市場が拡大することは確実であるが、「低価格化」・「多様化」および「スマホ中毒」・「テレビ離れ」等が懸念される状況でもある。これを打破するため、折畳み型スマートフォンやQLED-TVが宣伝されている。しかし、これらの真相・事実を見極める必要がある。我々は、企業PRに操られ振り回されているかも知れない。
 今回、これら各種ディスプレイの開発経緯と開発動向、現状および今後の展開について技術的かつ客観的に解説いたします。

  1. ディスプレイ
    1. 種類
    2. 市場
    3. 画素
    4. 応用展開
  2. LCD
    1. 構造
    2. 液晶
    3. バックライト
    4. 進化
  3. OLEDディスプレイ
    1. 構造
    2. 素部材
    3. 投資状況
    4. 課題
  4. マイクロ LED ディスプレイ
    1. 概要
    2. LEDの製法
    3. 新規製法
    4. 封止技術
    5. LEDの超微細化
  5. ディスプレイ用光源の比較
    1. LED
    2. OLED
    3. QLED
  6. ディスプレイの変形対応
    1. 曲面型
    2. 折畳み型
    3. 折曲げ型
    4. その他
      • 分離合体
      • スライド
      • 開閉
      • 複合
  7. フレキシブル
    1. 提案状況
    2. 課題
    • 質疑応答

講師

  • 越部 茂
    有限会社アイパック
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2022/12/22 マイクロLED/ミニLEDの最新動向・市場予測2022
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
2020/7/29 フラットパネルディスプレイ (FPD) を支える高機能材料と製造装置
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向
2018/7/12 スマートウィンドウの基礎と応用