技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方

ZOOMを使ったライブ配信セミナー

医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方

~対価の支払いについての考え方とは / ライセンスイン・アウトの判断のポイントとは~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年7月6日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 医薬品ライセンスの判断をなすにあたってのビジネス上の要素・考え方
  • 医薬品ライセンスに関連する各種契約についての基本的知識・法律理解
  • 医薬品ライセンス契約の交渉における留意点
  • 医薬品ライセンスにおけるデューディリジェンス

プログラム

 講演者は、製薬会社の国際法務部門とグローバル法律事務所におけるライフサイエンス部門双方の勤務経験を持つ弁護士として、医薬品ライセンスの豊富な経験を有しており、関連する法律、契約条項と交渉実務に焦点を当て説明いたします。法律面が主になりますが、ライセンス許諾に際するデューディリジェンスの内容についても、適宜言及します。
 また、企業がライセンスを許諾し、または許諾を受けるか否かの判断は、その経営戦略に強く関連します。経営上のいかなる要素に基づいて企業がそのような判断をなしているのかについても言及します。

  1. はじめに
  2. 医薬ライセンスの基礎知識
    1. 対象
      • 対象
      • 特許権
      • 営業秘密
      • 商標権
      • 薬機法上のデータ保護
    2. ライセンス契約~ライセンスストラクチャー~
    3. ライセンスフィー
  3. 医薬品ライセンスの意思決定
    1. 医薬品産業の構造
      • 研究開発プロセスの概要
    2. 医薬品の研究開発に関連する重要なマイルストーン
    3. 医薬品の製造販売以降のマイルストーン
    4. 知的財産の保護制度
      • 製品データ
      • 各法律の保護範囲
        • 特許法
        • 不正競争保護法
        • 各法律の保護範囲
    5. 医薬品業界の環境変化
    6. 経営資源の配分
    7. 他のアライアンス手法との優劣
      • 合併・買収
      • JV
      • マイノリティ投資
      • サービス契約・製造委託等
    8. その他の考慮要素
      • 対価の合理性
      • 競争法との関係
    9. ライセンシングに至る意思決定
      • 主要考慮要素
      • その他の考慮要素
  4. ライセンス交渉における各種契約
    1. 秘密保持契約
      • 締結の目的・意味
      • 主要条項
      • 各当事者に重要な条項
    2. Material Transfer Agreement (MTA)
      • 締結の目的
      • 法的処理方法
      • NDA+α型の留意点
    3. Term Sheet/Letter of Intent
    4. ライセンス契約 (本契約)
      • 意義
      • 主要条項
  5. ライセンス契約 (本契約) の概要とポイント
    1. 前文と各条項
    2. ライセンス許諾の範囲
      • 行為
      • 独占性
      • 地域
      • 期間
      • 製品の用途
      • Grant条項 (特許権・ノウハウ)
    3. 対価の支払い
      • フレームワーク
      • ライセンサーの利益獲得方法 (収入別)
      • ライセンサーの利益獲得方法 (時系列)
      • 一時金 (Milestone)
      • ロイヤルティ (Royalty) フレームワーク
      • 会計関連規定 (Accounting)
    4. 特許侵害
      • 典型的なケース
      • 第三者の特許の侵害について
      • 明確に侵害が判明しているもの
      • 侵害の成立が明確化していないもの
      • 第三者による特許権侵害について
    5. 独禁法上の問題
      • 開発/製造/販売等の権利義務に関連して
    6. 免責
      • ライセンシーの責任範囲
    7. その他~各種リーガル条項
      • 解除・終了 (Termination)
      • 期間 (Term)
      • 準拠法 (Governing Law)
      • 紛争解決 (Dispute Resolution)
      • 譲渡 (Assignment)
  6. 医薬品ライセンスにおけるデューディリジェンス
    1. 法務デューディリジェンス
    2. 知財デューディリジェンス
    3. 対象化合物の科学情報のデューディリジェンス
    4. 相手方会社に対するデューディリジェンス
  7. 小括
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 医薬品不純物 (有機不純物、無機不純物、残留溶媒) の化学的及び安全性評価と管理ポイント オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/12/4 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/12/4 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/12/5 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/5 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/6 効率的・効果的な監査証跡レビュー対応の考え方 オンライン
2024/12/6 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2024/12/9 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/12/9 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/10 芳香剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/10 芳香剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/1 パテントマップの全知識 (増刷改訂版)
2013/12/20 紙おむつ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)