技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

動物用医薬品におけるレギュレーション・承認申請と最新市場動向

動物用医薬品におけるレギュレーション・承認申請と最新市場動向

~実例をもとに動物用医薬品の薬事規制・申請対応を分かりやすく解説~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、動物用医薬品開発におけるレギュレーションについての基礎知識と、申請書作成から承認に至る一連の流れを理解した上で現在のアニマルヘルス業界最新動向と、ニーズとトレンドの確認をしながら実経験に基づき解説いたします。

開催日

  • 2020年6月30日(火) 13時00分16時30分

修得知識

  • 動物用医薬品の製造販売に必要な各種レギュレーションの知識とその対応
  • 動物用医薬品特有の規制事項に関する知識
  • 承認申請書作成のためのガイダンス
  • 動物用医薬品市場についての概要
  • 動物用医薬品としてのニーズと売れ筋製品に関する知識

プログラム

 動物用医薬品開発における基本的かつ多角的なレギュレーションについての知識を構築し、申請書の作成から承認に至る一連の流れを理解します。その上で、現在のアニマルヘルス業界の市場動向、ニーズ及びトレンドを確認し、戦略策定への手引きとなるよう、実体験に基づきお話します。

  1. 動物用医薬品の製造販売に係る各種法規制
    1. アニマルヘルス関連資材に係る主な法規制
    2. 承認取得に係る規制、上市後、販売流通に係る規制
    3. 動物用医薬品製造販売業
      • 定義と権限
      • 責務
      • 三役体制
      • GQP省令の適用範囲
      • 体制省令の適用範囲
      • GVP省令の適用範囲
      • 許可申請の注意事項
    4. 動物用医薬品製造業
      • 概要
      • 登録の対象となる製造所の範囲
      • 製造業の三役体制
      • 責任者の兼務の可否
      • 許可申請の注意事項
    5. 動物用医薬品外国製造業者認定
      • 許可申請の注意事項
  2. 有効成分の発見から申請までに必要なこと
    1. 承認申請までの開発スケジュール
    2. 区分表と求められる添付資料
      • 動物用医薬品の区分の仕方と区分表の読み方
    3. 添付資料作成上の留意点
      • 次の申請品目の添付資料を作成する場合の留意点
        • ジェネリック品
        • 動物用医薬品として新規物質
        • フルオロキノロン等
        • 既承認ワクチンから一部の成分を抜いた新規ワクチン
        • 体外診断用医薬品
    4. 開発に要する時間を短縮するために
  3. 動物用医薬品特有の規制事項と申請から承認までの流れ
    1. 監督官庁が農林水産省であることによる違い
    2. 動物用医薬品に特有の規制
    3. 製造と申請資料に求められる品質
    4. 概要や添付資料の定義の違い
    5. 薬食審だけでない厚生労働省、食品安全委員会への諮問
  4. 動物用医薬品の申請書作成ノウハウ、申請時の留意点
    1. 申請書はなぜ製造業者の情報から始まるのか
    2. 成分及び分量、製造方法はどこまで記載するか
    3. 規格及び検査方法は現状に即して
    4. 参考事項欄は書くこと満載
  5. 動物用としてニーズのある医薬品とは
    1. 日本の動物薬市場とその動物種別・領域別成長
      • 動物用医薬品関連市場
      • 動物用医薬品の市場全体・動物種別
      • 領域別・薬効別推移
    2. 畜産現場の変化
      • 乳用牛
      • 肉用牛
        • 採卵鶏
        • 肉用鶏
      • まとめ
    3. 食用動物に求められる医薬品
    4. 愛玩動物は現代人と酷似
    5. 犬及び猫の疾病統計
    6. 愛玩動物に求められる医薬品
    7. 人用にないのに動物用にある医薬品
    8. このような薬の種は眠っていませんか
    9. 愛玩動物用医薬品の領域別ヒット製品ベスト5
  6. 動物用医薬品開発における注意点
    1. 獣医師の特例
    2. 費用対効果
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 川田 淑子
    株式会社 アルビス 動物用医薬品開発部
    開発・薬事スペシャリスト

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/14 医薬品の出荷判定業務の効率化とそのポイント オンライン
2025/10/14 医薬品GMP・部外品・化粧品製造現場における「人為的誤り」管理戦略と「ミス削減」の実践成功事例 オンライン
2025/10/14 再生医療等製品のプロジェクトマネジメントと事業性評価・薬事戦略 オンライン
2025/10/14 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2025/10/15 医薬品品質保証 (QA) の基礎とGMPドキュメント管理 オンライン
2025/10/15 CTD・照会回答で学ぶメディカルライティング実践と適切なレビューアプローチ オンライン
2025/10/15 医薬品事業におけるポートフォリオ戦略策定/ポートフォリオマネジメント オンライン
2025/10/15 開発段階/市販後における変異原性不純物の評価及び管理とCTD記載 オンライン
2025/10/16 GMP実務担当者が最低限知っておくべき必須知識 オンライン
2025/10/16 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/10/16 製薬用水の基礎と実践知識を理解する講座 オンライン
2025/10/16 点眼剤の処方化の基礎と製剤設計時に考慮すべき留意点と評価手法 オンライン
2025/10/16 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2025/10/17 デスクトップで行う医薬品市場/売上予測手法スキルアップ講座 オンライン
2025/10/17 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2025/10/17 バイオ医薬品開発効率化のためのタンパク質の合理的デザイン法とそのノウハウ オンライン
2025/10/17 動物用医薬品開発における薬事規制対応とヒト用医薬品における有効成分の汎用事例 オンライン
2025/10/17 アレニウスプロットの作成とその測定数値の取り扱い オンライン
2025/10/20 バイオ医薬品開発効率化のためのタンパク質の合理的デザイン法とそのノウハウ オンライン
2025/10/20 治験薬GMPガイドラインの実務対応とPIC/S GMPの最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法