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研究開発プロジェクトにおけるOODAループの導入と活用方法

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研究開発プロジェクトにおけるOODAループの導入と活用方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、不確実性の高いイノベーションの成功確率を高めるイノベーション戦略とその主要な手法であるOODAループについて解説いたします。

開催日

  • 2020年6月3日(水) 10時00分 17時00分

修得知識

  • イノベーション・マネジメントの基本的枠組み
  • OODAループの基礎知識
  • OODAループをイノベーション開発現場で活用するための基本的な考え方・方向性

プログラム

 OODAループとは、観察 (Observe) 、情勢判断 (Orient) 、意思決定 (Decide) 、行動 (Act) から構成されるものであり、主に米海兵隊をはじめ、世界中の主要な軍事組織で採用されているマネジメント手法です。このOODAループは、軍隊における機動戦略や、研究・技術開発、イノベーションなど、きわめて不確実性が高いなかで有効な手法になっています。
 本講座では、イノベーション戦略やそのマネジメントの基本的な枠組みを解説したうえで、OODAループをイノベーション・マネジメントにどのように活用することができるのか、それによってイノベーション確率をどのように高めていくことができるのかについて、事例を交えながらわかりやすく検討していきます。

  1. イノベーション戦略とは
    1. 戦略とは何か
      1. 運のいい人と悪い人
      2. 戦略は必要なのか
      3. イノベーション戦略とは
    2. イノベーション確率の最大化
      1. 成功確率を高める
      2. 不確実性の4つのタイプ
      3. イノベーション確率の規定要因
  2. 活用と探索のトレードオフのマネジメント
    1. 活用と探索とは
      1. 活用および探索の事例
      2. 活用 (exploitation) とは
      3. 探索 (exploration) とは
    2. 組織学習
      1. 学習とは
      2. 組織学習としての活用
      3. 組織学習としての探索
      4. 両手利き経営
  3. OODAとイノベーションマネジメント
    1. OODAループとは
      1. ドイツ軍の電撃戦
      2. 機動戦略
      3. OODAループとは
      4. PDCAとの違い
    2. イノベーション確率最大化とOODAループ
      1. イノベーションにおけるOODAループの活用
      2. 観察および情勢判断
      3. 営業情報と開発情報
      4. 二次情報の探索
      5. デザイン思考
      6. 洞察力を高める
    3. OODAループを実現する組織のあり方
      1. OODAループに必要とされるリーダーシップとは
      2. ミッション経営
      3. AHOモデル
    • 質疑応答

講師

  • 原田 勉
    神戸大学 経営学研究科
    教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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