技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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- 構造、特性、動向など –
(2020年1月10日 10:00〜11:15)
リチウムイオン電池の全固体化は、有機溶媒電解質に起因する問題を解決するものとして期待されている.講演では、リチウムイオン電池の全固体化に向けて開発された固体電解質、それらを使用した際に界面で生じる課題ならび解決に向けた取り組みについて紹介する。
(2020年1月10日 11:25〜12:40)
無機固体電解質の1つである硫化物系電解質は、酸化物系よりも高いイオン伝導度を有し、広い電位域において電気化学的に安定であることから、全固体電池への応用が期待されている。本講演では、硫化物系ガラス固体電解質に着目し、全固体電池における熱的安定性評価の一環として、透過型電子顕微鏡を用いた非晶質 (ガラス) 状態の直接観察や非晶質状態の結晶化挙動を加熱その場観察できる実験技術について解説する。
(2020年1月10日 13:20〜14:35)
全固体リチウム電池が実用化されるためには高出力化という課題があり、電池部材間の界面抵抗を低減することがその課題解決の鍵を握っている。我々は全固体リチウム電池の界面抵抗低減に向けて、理想的なモデル薄膜電極を作製し、界面抵抗起源探索の研究を行っている。この基礎的な研究アプローチから、理想的な固体電解質/電極界面において、実用化されている液系電解質を用いたリチウムイオン2次電池を凌ぐ超低抵抗界面が形成できることを見出してきた。
本講座では薄膜を利用した固体電解質/電極間の界面抵抗低減技術、界面抵抗の評価技術について紹介する。
(2020年1月10日 14:50〜16:05)
高性能な電池を開発するためには、電極/固体電解質のナノ界面で起こる電気化学反応を正しく理解することが重要であり、充放電中におけるその場観察 (オペランド観察) が、様々な計測分野で拡がりつつある。本セミナーでは、透過型電子顕微鏡 (S/TEM) を用いた電池のオペランド観察技術および最近の応用例を紹介する。電子エネルギー損失分光法 (EELS) によるLi分布の直接観察や遷移元素の電子状態への影響、電子線ホログラフィーを用いた局所的な電位分布の変化など、各手法の原理から詳しく講義する。
(2020年1月10日 16:15〜17:30)
リチウムイオン電池の新しい分析・評価技術として、カラー・コンフォーカル光学系を用いたオペランド観察システム (ECCS B320) を紹介します。評価事例として、金属Liの析出観察、Si負極の膨張収縮解析、全固体電池への適用例などについて解説します。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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