統計と実験計画法に関する著書がベストセラーとなっている栗原伸一先生 (千葉大学) を講師に迎え、たった1日で実験計画法の全容をマスターしようという講習会です。難解な数式を用いずに具体的なデータや図表を使って丁寧に解説して頂きます。また、ソフトウェア (Excel分析ツール、エクセル統計、SPSS、JMP、G*power (無料ソフト) ) を使った実演もしていただきますので、現場で即戦力となる知識が身につきます。そして、最後には個別相談会も用意してございますので、これから行う実験でお困りの方は是非ご参加ください。

1. 分散分析
   1. 実験の成否を判定する分散分析
   2. 統計用語の解説とソフトウェア紹介
   3. 一元配置分散分析
      1. 分散分析の原理
      2. F検定の基礎と手順【ソフト実演有り】
   4. 対応のある一元配置分散分析【ソフト実演有り】
   5. 二元配置分散分析と交互作用【ソフト実演有り】
2. 多重比較法
   1. 検定を繰り返してはいけません
   2. 多重性の問題
   3. いろいろな多重比較法
   4. TukeyとBonferroniの方法【ソフト実演有り】
3. 実験計画法
   1. 実験計画法とは?
   2. 成功する実験とは?
   3. フィッシャーの三原則
      1. 繰り返しの原則
      2. 無作為化の原則
      3. 局所管理の原則
   4. 完全無作為法か乱塊法か?
4. 直交計画法
   1. 実験の効率化
   2. 直交 (配列) 表とは?
   3. 直交表を使った実験と分析手順【ソフト実演有り】
   4. 品質工学の入り口
5. 標本サイズの決め方
   1. 検定に適当な標本サイズとは?
   2. 標本サイズの決定手順
   3. 有意水準、第1種の過誤、第2種の過誤
   4. 検出力と効果量
   5. 実際に標本サイズを決めてみよう!【無料ソフトG*powerによる実演有り】
6. 質疑応答と相談会
   1. 質疑応答
   2. 個別相談会:現場でお困りの統計相談に乗ります (名刺交換可) 。