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高分子重合反応機構と構造制御、設計の考え方

高分子重合反応機構と構造制御、設計の考え方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年12月11日(水) 10時00分17時00分

修得知識

  • 各重合法の特徴
  • 重合、共重合条件の選択
  • 実際の工業的利用事例

プログラム

 重合反応は同じ反応の繰り返しである。このことはどのような重合であっても変わりはない。「どのような官能基がどのような反応剤や活性種と反応するのか」「それが起こるのは何故か」を知ることは、数多くの重合反応を整理して理解することにつながる。このような考え方をもとに、ラジカル重合・イオン重合・配位重合、重縮合・重付加・付加縮合、さらには高分子反応について、それぞれの典型例を示しながら解説する。

  1. 高分子合成の分類
    1. さまざまな重合反応の例
  2. 連鎖重合
    1. ラジカル重合
      1. 素反応・動力学
      2. ラジカル重合性モノマー
      3. 開始剤の選定
      4. 重合の禁止と抑制
      5. 連鎖移動反応
      6. 重合方法・反応場
      7. 共重合
      8. リビングラジカル重合
    2. アニオン重合
      1. アニオン重合性モノマー
      2. アニオン重合における開始反応
      3. 開始剤とモノマーの関係
      4. アニオン重合の素反応
      5. アニオン重合における成長反応
    3. カチオン重合
      1. カチオン重合性モノマー
      2. カチオン重合用開始剤
      3. カチオン重合の素反応
    4. 配位アニオン重合
    5. 開環重合
  3. 逐次重合
    1. 反応率と重合度の関係
    2. モノマーと重縮合
    3. 重縮合
    4. 重付加
    5. 付加縮合 (成形技術を含む)
  4. 高分子反応
    • 質疑応答

講師

  • 須藤 篤
    近畿大学 理工学部 応用化学科
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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