技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向

ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリウレタンの基礎や原料開発の歴史から解説し、最新のポリウレタン製品の要求特性、ポリウレタン塗料・接着剤・水性PUDの最新動向について詳解いたします。

開催日

  • 2019年11月21日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタン原料の基礎とポリウレタンの概念
  • ポリウレタン塗料・接着剤の原料と最新動向
  • 水性PUDの基礎と現状、今後

プログラム

 ポリウレタン原料と製品の工業化はすでに半世紀以上の歴史を持つ。その中でも、非発泡ポリウレタンは塗料、接着剤、シーリング材などの分野で大きな実績を示している。また最近は脂肪族イソシアネートベースのポリイソシアネートの新製品や水性ポリウレタンディスパージョン (PUD) の新規投入も顕著である。
 本セミナーでは、主にこれらの新製品の要求特性を説明する。それらの理解をたやすくするために、ポリウレタンの基礎や原料開発の歴史をもステツプを追って説明する。なお、本セミナーは、筆者の最近10年の発表文献や講演資料をベースにおこなうが、最近係わりの強いPUDの動向にも言及する。溶剤型のみならず、水性PUDの技術や市場開発に興味のある方の参加を求めます。

  1. はじめに
    1. ポリウレタンとは
    2. 種類と主な用途
  2. ポリウレタン原料、化学構造、反応性、特性など
    1. イソシアネート
    2. ポリオール
    3. その他 副資材
  3. ポリウレタン塗料・接着剤とその原料
    1. ポリウレタン塗料・接着剤の概要
      1. ポリイソシアネート
      2. ポリオール
      3. その他添加剤
    2. ポリウレタン塗料・接着剤の用途
      1. 常温乾燥型
      2. 焼付硬化型
      3. その他・UV硬化等
  4. PURの劣化と安定化対策
    1. メカニズム・要因と原料での対策
    2. 添加剤・安定剤での対策
    3. 今後の対策と方向性
  5. 水性ポリウレタンとその原料
    1. PUDとその用途
    2. 各種PUDとその原料
    3. PUDの硬化剤
    4. 水性2K – PURの現状と今後
    5. UV硬化の可能性と原料
  6. 新規分野とその要求特性
  7. まとめと今後の展開
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/11 タイ分子の基礎とプラスチック製品の高性能化 オンライン
2024/11/12 高分子材料の劣化診断、寿命予測 オンライン
2024/11/12 プラスチックの耐候性向上に関する添加剤の特性と活用のコツ オンライン
2024/11/13 異種材料接着のメカニズムと接着界面の密着性評価 オンライン
2024/11/13 動的粘弾性測定 オンライン実習講座 オンライン
2024/11/13 リグニンの構造・特性と産業利用の可能性 オンライン
2024/11/14 プラスチック金型の特徴と加工・選択技術 オンライン
2024/11/14 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2024/11/14 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2024/11/14 粘着・剥離現象の基礎と可視化・モデリング事例 オンライン
2024/11/15 各樹脂別の難燃化技術と難燃剤のブリードアウト、その対策 オンライン
2024/11/19 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/19 高分子材料における劣化メカニズムとケミカルリサイクル技術 オンライン
2024/11/19 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/21 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ 東京都 会場・オンライン
2024/11/21 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2024/11/21 高分子結晶化の基礎と解析技術および結晶成長 オンライン
2024/11/22 マレイン酸変性による樹脂複合材料の界面密着性向上とその構造分析 オンライン
2024/11/22 プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング オンライン
2024/11/22 押出混練機内の樹脂挙動と混練評価、最適化技術 東京都 オンライン

関連する出版物