技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インピーダンス、パルス測定の基礎とリチウムイオン二次電池のデータ解析のポイント

インピーダンス、パルス測定の基礎とリチウムイオン二次電池のデータ解析のポイント

東京都 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の動作状態の把握、安全性確保につなげるために、インピーダンス測定・パルス計測とデータ解析のポイントを詳解いたします。

開催日

  • 2019年9月27日(金) 10時00分 17時00分

プログラム

 モバイル機器用途、定置型蓄電、車載など、その市場を拡大しているリチウム二次電池 (LIB) の状態把握、安全性の確保のための電気化学的評価法の研究課題について解説します。また、電池の部材開発も盛んですが、その課題に関しても紹介します。特に、LIBのユーザーおよびメーカーとして新規参入企業の研究者、技術者、管理者の有用情報となるように、電池の基礎特性、動作状態把握、特性評価法、電池の劣化度診断法に関して、パルス法やインピーダンス法を用いた手法について基礎からじっくりと解説します。その中で、汎用の評価法の問題点を明らかにします。
 また、車載用の大型からウェアラブルな超小型までの汎用のいくつかの電池に関して、その特性と特徴を紹介します。講義終了後には、受講者のご質問に回答いたします。

  1. 電池反応の基礎
    1. 反応の基礎概念
      1. 酸化還元電位、ネルンストの式、電気二重層、出力電位
      2. ガスー格子モデル
      3. 活物質粒子の電極反応モデル
    2. 活物質粒子の反応スキーム
      1. LTO系
      2. オリビン鉄系
    3. リチウムイオンの拡散過程と拡散係数
  2. 充放電特性
    1. 充放電曲線
      • エネルギー密度
      • レート特性
    2. 差分曲線
  3. 直流各種評価法
    1. 充放電曲線
      • エネルギー密度
      • レート特性
    2. サイクリックボルタンメトリー
    3. パルス法
  4. 交流インピーダンス評価法
    1. 測定法
      1. 原理・特徴
      2. 評価モデル等価回路
      3. 活物質球状粒子表面上膜 (SEI) 界面と等価回路
      4. 固体粒子/電解液界面での各種パラメータ
      5. 最近の報告例のいくつか
    2. 求められたインピーダンススペクトル (EIS)
      1. EISの温度、およびSOC依存性
      2. 3D表示化
      3. 劣化診断の可能性
    3. SOCとSOHの評価
  5. 現在の汎用電池の特徴
    1. 構成材料
    2. 充放電特性
  6. 電池の性能劣化とそのメカニズム
    1. 特性の経時変化 (1/2乗則) と容量減少
    2. 劣化の諸因子
    3. 組成分析と構造解析
  7. 劣化度・寿命予測の評価法
    1. OCV曲線とdV/dQ曲線
    2. インピーダンス特性と評価用等価回路
    3. カーブフィッティング
    4. Newmanモデル
    5. カルマンフィルター
    6. 機械学習法
    7. パルス特性と評価用等価回路
  8. 最近の材料開発概要
    1. 正極
    2. 負極
    3. 電解質
    4. セパレータ
  9. 界面化学の重要性
    1. 界面制御
    2. 化学修飾
    3. 安全性対策
  10. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 小山 昇
    エンネット株式会社
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2019/10/21 リチウムイオン電池の安全性評価と各国試験規格の基礎 東京都
2019/10/28 バッテリマネジメントとセルバランス技術 東京都
2019/10/29 柔粘性結晶の基礎と新奇固体電解質材料としてのポテンシャル 東京都
2019/10/30 フレキシブル全固体電池の部材開発と製造技術 東京都
2019/11/6 全固体リチウム二次電池の開発状況と展望 東京都
2019/11/15 リチウム二次電池、全固体電池の市場・技術動向と今後の課題 東京都
2019/11/15 パワーデバイス パワーデバイスの基礎と活用技術 神奈川県
2019/11/18 水系電極の開発、特性評価とリチウムイオン電池での適用 東京都
2019/11/19 金属の腐食メカニズム、不働態化とその事例 東京都
2019/11/20 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術とビジネスチャンス 東京都
2019/11/21 実践 リチウムイオン蓄電池の残量と劣化状態推定アルゴリズム解説 東京都
2019/11/21 蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制 東京都
2019/12/4 リチウムイオン電池の劣化診断技術 東京都
2019/12/5 リチウム電池輸送の基礎と規制改正動向 東京都
2019/12/5 リチウムイオン2次電池・次世代電池の課題を解決する新規な電池理論 東京都
2019/12/9 リチウムイオン電池における材料シミュレーションによる電池材料の機能解析とマテリアルズ・インフォマティクスへの展開 愛知県
2019/12/10 リチウムイオン電池のリスク&ハザード回避と安全性試験規格 東京都
2019/12/11 全固体電池の開発動向と実用化への道のり 東京都
2020/1/27 バッテリマネジメント及びセルバランス技術の基礎と応用 東京都

関連する出版物

発行年月
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/12/31 電気化学・インピーダンス測定のデータ解析手法と事例集
2018/10/31 リチウムイオン電池における高容量化・高電圧化技術と安全対策
2018/8/1 全固体リチウムイオン電池の展望
2018/7/31 全固体電池の基礎理論と開発最前線
2018/2/28 全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
2018/2/26 再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
2018/2/23 2018年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/11/30 次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/4/27 実務対応・LiBの規格と安全性試験のEV対応 2017
2017/3/10 ZEV規制とEV電池テクノロジー
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/8/26 リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/12/8 2016年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2015/8/21 2015年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書