技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

精密押出成形技術入門

精密押出成形技術入門

~基礎から成形不良まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、実習や動画を多くの実習や動画を交えて、押出成形を基礎から解説いたします。

開催日

  • 2019年5月31日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 単軸押出機の原理とプラスチック
    • プラスチック材料の取り扱い (樹脂乾燥)
    • 押出機の原理
  • 成形トラブルの内容を共通の用語で正しく伝えられる
    • 専門用語と内容の習得/理解 (用語統一)
    • メンテナンスやトラブル対応
  • 押出成形の基礎知識、単軸スクリュー・金型の常識
    • 押出機選定
    • 単軸スクリュー設計
    • チューブダイ選定 (金型材質) 等

プログラム

 プラスチックの成形加工に携わる研究者や生産技術者が対象 (単軸押出;チューブ、シート、コーティング他) 。また、社内で押出成形の技術者教育を行いたいと考えている上級者 (ベテラン) においては、ご自身なら押出成形をどの様に教えるかを考える機会となれば幸いです。実務経験に基づくわかり易い技術解説で経験のない初心者も歓迎します。
 医療機器のカテーテルなどは押出成形をベースに製造される。高精度・高品質な押出成形技術が必要とされる。本講座では「精密押出成形技術入門」と題して、高分子材料や単軸押出機の概要、成形不良と原因、CAEによる解析等について解説する。

  1. プラスチック材料 (解説)
    1. 各種プラスチックの特徴
    2. 医療機器への適応例
  2. 押出成形の原理 (単軸押出機)
    1. 押出機各部の名称と機能
    2. プラスチックの可塑化理論
  3. 押出成形の不良について
    1. 代表的押出成形不良の種類と用語解説
      1. 目ヤニ (die drool) 、ライン (die line:筋)
      2. シャークスキン (shark skin:肌荒れ) とメルトフラクチャー (melt fracture)
      3. ボイド (void:空洞) と気泡
      4. 変色 (discoloration) と劣化 (degradation)
      5. フィッシュアイ (fish eye) 、ゲル (gel) 、ヤケ、ブツ、ツブ、コブ
      6. 光沢不良
      7. サージング (surging:脈動)
  4. 押出成形不良の原因と対策
    1. 各種不良における原因と対策
    2. 押出CAEによる成形不良の解明事例紹介
  5. 押出機周りの金属材料
    1. 金型材料の種類と特徴
    2. 用途に応じた金属材料の選定
    3. 表面処理技術
  6. シングルスクリューと金型設計の常識
    1. 標準スクリュー
    2. 樹脂別対応例
  7. 粘度と成形加工の関わり
    1. せん断粘度、伸長粘度と成形性 (事例研究)
    2. ハンズオン実習:粘土で粘度を実感
  8. 高機能カテーテルと精密押出機
    1. カテーテル治療 (低侵襲治療) と押出成形
      ~技術士会化学部会講演等最新の講演からトピックを紹介~

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価