技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断用医薬品申請における臨床研究実施のための留意点

体外診断用医薬品申請における臨床研究実施のための留意点

~申請に必要な臨床データ / 臨床データを効率よく収集する方法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品申請に必要となる臨床データを取るポイントからPMDAへの相談のポイント、申請書類の書き方まで幅広く解説いたします。

開催日

  • 2019年4月26日(金) 12時30分16時30分

プログラム

 体外診断用医薬品申請のためには臨床における検査の有用性を示すことが重要である。新規項目に至っては項目の必要性についてかなりの臨床データが求められる。一般的に薬剤や医療機器の開発と異なり、介入を伴う研究は少なく、依頼研究としては比較的安価でデータを収集することが可能のように考えられている。しかしながら、製品開発が終わり製品仕様を固め、製品の性能、安定性などの基礎的な評価の終了後、臨床での評価を始めることになると、以外にも見えない労力と経費がかかることになる。
 今回は申請に関る臨床データを取る上で、必要になる準備事項から、関連機関との相談にあたり検討をする内容、実施時の留意点を中心にいかに効率よくコストを抑えた臨床データ収集を行えるかについて話をしたい。

  1. はじめに
  2. ターゲット疾患若しくはターゲット領域は明確か
  3. 開発経緯で収集したデータについて
    • 背景がきちんとわかるデータか
    • チャンピオンデータになっていないか
    • 今後進めるに値するデータか。
  4. KOLの選定
    • KOLの選定はなされているか。
    • 専門家の意見を聞いているか。
  5. 臨床での使用ビジョンは明確か。
    • 臨床での使い方、現存する検査との関連等
    • アンメットメディカルにはならないか。
    • ターゲット疾患若しくはターゲット領域における国内市場調査及び海外調査はなされているか。
    • 関連する領域の検査についてもなされているか
  6. PMDAに相談をする際の留意点
    • 新規項目であれば測定物質の物としての評価と基準の説明
    • 開発の経緯と検査の有用性
    • 検査がかかわるアルゴリズム
    • 臨床で確認したい試験計画書の作成について
    • 希望する保険点数など
  7. 臨床研究用プロトコール作成のポイント
    • 目的の明確化
    • 評価対象と評価のためのN数の設定
    • 同意説明に係る内容
    • 実施医療機関に係る点
    • 統計解析の部分
  8. 実施医療機関との関連
    • 選定のポイント
    • IRB,倫理委員会への申請及び通過
    • 実施医療機関との契約時の費用について
  9. 申請資料への書き方
    • チ項について
  10. これからの診断薬について

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/25 医薬品品質試験における生データの取り方・レビューと申請対応 オンライン
2025/7/25 難水溶性薬物のための製剤技術の理論と実際 オンライン
2025/7/25 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/7/25 試験室におけるExcelスプレッドシートのバリデーション方法・運用管理のポイント オンライン
2025/7/25 ラボと製造におけるCSVとデータインテグリティ オンライン
2025/7/28 GMP査察・監査に対応したペストコントロールプログラムの開発と課題への対処 オンライン
2025/7/28 医薬品/原薬/添加物/包装材等を対象とした中国医薬品開発の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 GMP超入門講座 オンライン
2025/7/28 非臨床研究・信頼性基準試験/GLP試験の信頼性を確保するCAPA実践基礎セミナー オンライン
2025/7/28 GMP医薬品工場建設 (計画・設計・施工) およびバリデーションのポイント 東京都 会場
2025/7/28 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/7/28 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2025/7/29 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMSの効果的かつ効率的運用 オンライン
2025/7/29 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理および原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/7/29 トラブル事例から学ぶ問題なく技術移転 (製造と試験) を行うために知っておくこと オンライン
2025/7/29 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/7/29 非臨床試験の信頼性確保のポイントと適合性書面調査対応 オンライン
2025/7/29 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2025/7/29 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/7/29 EU GVP Moduleの理解に基づく当局の考え方/PV Inspectionへの対応 (事例と共に) オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析