技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック製品の強度設計

プラスチック製品の強度設計

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチックの強度設計について取り上げ、経験と勘に頼らない『正しい強度設計法』について実務的ノウハウを基に詳解いたします。

開催日

  • 2019年4月25日(木) 10時00分17時00分

プログラム

 プラスチックは低コストで様々な特性を付与できるため、身の回りのたくさんの製品に使用されています。近年は、軽量化や原価低減の要求から、金属をプラスチックに代替する動きも非常に活発です。金属をプラスチックに代替する場合、しっかりとした強度設計が必要なのは言うまでもありません。しかし、プラスチック製品の強度設計に実際に取組んでみると、思ったほど簡単ではないことに気付くでしょう。材料力学の知識に加えて、材料特性や成形・加工の影響に関する知識、製品設計上の実務的ノウハウを持っていなければ、精度の高い強度設計を行うことは困難だからです。それらの知識・ノウハウは広く浸透しておらず、KKD (勘と経験と度胸) による強度設計にとどまっていることが多いのが実情です。
 本セミナーは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が担当します。実務で活用できることを前提に、強度設計の基礎から分かりやすく解説します。

  1. プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の知識
    1. プラスチック製品の強度設計
      1. ストレス・ストレングスモデル
      2. プラスチック材料の物性表
    2. 材料力学の基礎知識
      1. 荷重/応力/ひずみ
      2. フックの法則とヤング率
      3. 応力 – ひずみ曲線 (S – S曲線)
      4. はりに発生する応力とたわみ
      5. 断面二次モーメント/断面係数
      6. 応力集中
    3. 引張特性と曲げ特性
  2. 強度設計において考慮すべきプラスチック材料の特性
    1. プラスチック材料の特徴
      1. 材料特性の決定プロセス
      2. 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
    2. 温度特性
      1. 温度変化が物性に与える影響
      2. 荷重たわみ温度/ビカット軟化温度
      3. 線膨張係数と熱応力
    3. 粘弾性特性
      1. クリープ
      2. 応力緩和
    4. 疲労
    5. 劣化
      1. プラスチックの劣化 (熱劣化/加水分解/紫外線劣化 他)
      2. アレニウスの式を使った寿命の推定
      3. 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
      4. RTI (相対温度指数)
      5. ソルベントクラック
    6. 成形・加工・再生材の影響
      1. ウェルドライン/ボイド/残留応力 他
      2. 再生材利用と注意点
  3. 実務における強度設計の進め方と事例
    1. 要求事項の整理
    2. 安全率のを設定する際の考え方
    3. トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
      1. 「機能」「性能」「詳細仕様」を考慮した図面・仕様書の書き方
      2. サイレントチャンジチェンジの予防
    4. 事例で学ぶプラスチック製品の強度設計
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/5 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン
2026/6/5 プラスチック成形部材の劣化、トラブル対策と品質管理 オンライン
2026/6/8 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2026/6/8 カルボキシ基の基礎と反応性、高分子材料開発への活用 オンライン
2026/6/8 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン
2026/6/8 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2026/6/9 ポリマー材料 (樹脂・ゴム・高分子) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策処方 オンライン
2026/6/9 高分子材料および高分子基複合材料の粘弾性の基礎と評価 オンライン
2026/6/9 ポリマーアロイにおける相溶化剤の使い方、分散条件の設計、評価解析 オンライン
2026/6/9 タイ分子の基礎と分子制御、高次構造制御、評価と応用 オンライン
2026/6/10 電気絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2026/6/10 安定性・凝集抑制を目指したタンパク質溶液製剤の合理的設計・添加剤選定と構造安定性の評価 オンライン
2026/6/11 射出成形の原理に基づく成形不良の理解と対策 大阪府 会場
2026/6/12 UV硬化樹脂の活用におけるトラブル・不具合対策 オンライン
2026/6/12 電気絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2026/6/12 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2026/6/12 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2026/6/15 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン
2026/6/15 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2026/6/15 プラスチックの難燃化技術 オンライン

関連する出版物