技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車触媒のナノ粒子材料と物性、評価法の基礎

自動車触媒のナノ粒子材料と物性、評価法の基礎

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動車排ガス浄化触媒技術における主要な触媒成分である酸化セリウムの物性、触媒材料、触媒の作用、開発まで、自動車用酸化セリウム触媒の基礎技術と開発動向を広く解説する。

開催日

  • 2019年3月7日(木) 13時30分16時30分

受講対象者

  • 自動車排ガス関連技術者
  • 排ガス性能評価・分析解析担当技術者
  • 自動車向け触媒材料の開発者
  • 排ガス関連セラミックス研究開発者、製造、設計技術者

修得知識

  • 自動車触媒の基本
  • 排ガス浄化触媒向けナノ材料についての情報
  • 触媒材料および物性評価技術の基礎と応用

プログラム

 自動車触媒は、環境対策技術として重要で排気規制達成に不可欠な部品である。近年、排気処理を公正に行うために排ガス浄化触媒をより深く理解する必要度が高まっている。しかし、それらを構成する触媒材料やナノ粒子は特殊であり、その基礎物性、現象や評価法への理解には分野特有の専門性が必要となる。自動車排ガス関連技術者が必要とする触媒の基礎知識、また、関連材料の開発者、評価・分析解析担当者が基礎から自動車触媒材料を理解するセミナー内容である。

  1. 自動車触媒の基本技術
    1. 排気規制
    2. 三元触媒の基本
    3. ディーゼル触媒の基本
    4. その他のエンジン排気触媒
    5. まとめ
  2. 自動車触媒とナノ材料
    1. 材料設計の考え方
    2. 貴金属、担体、助触媒
    3. 自動車触媒材の種類
    4. 触媒材料の複合化
    5. まとめ
  3. 触媒ナノ粒子材料の物性
    1. 物理的性質
    2. 化学的性質
    3. 触媒の基礎物性
    4. 自動車触媒に特有の性能
    5. まとめ
  4. 触媒ナノ材料の評価技術
    1. 物理的方法
    2. 化学的方法
    3. 触媒化学の方法
    4. 自動車触媒性能の評価
    5. 劣化現象の評価
    6. まとめ

講師

  • 小澤 正邦
    名古屋大学 未来材料・システム研究所
    教授・部門長

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額 (税込 21,500円)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 59,722円(税別) / 64,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 88,889円(税別) / 96,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 133,333円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 23,148円(税別) / 25,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/29 光触媒による二酸化炭素の光燃料化・高付加価値資源化技術動向と今後の展望 オンライン
2025/8/20 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムの解明 オンライン
2025/8/25 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/8/25 モビリティ事業の構造改革と事業拡大戦略 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 特許データから見るグリーンカー主要企業の技術戦略 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/8/26 金属有機構造体MOF (有機ゼオライト) の形態制御と応用 オンライン
2025/8/27 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/8/27 木質バイオマスの溶解、分解技術 オンライン
2025/8/28 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/8/29 自動車の電動化に向けたシリコン、SiC・GaNパワーデバイス開発の最新状況と今後の動向 オンライン
2025/9/3 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムの解明 オンライン
2025/9/3 xEV電動パワートレインの振動・騒音の発生要因と改善手法 オンライン
2025/9/5 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2025/9/8 NEDO : 持続可能な航空燃料 (SAF) を巡る国内外の最新動向と技術開発の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/9/12 車両用CO2分離・回収装置の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/9/16 自動運転・運転支援のためのミリ波レーダの基礎と車載応用、走行環境認識技術 オンライン
2025/9/17 自動運転・運転支援のためのミリ波レーダの基礎と車載応用、走行環境認識技術 オンライン
2025/9/17 e-Axle用フルード (EPTF) の要求特性と技術展望 オンライン
2025/9/24 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/20 触媒からみる炭素循環 (カーボンリサイクル) 技術 2021
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/11/30 触媒の劣化対策、長寿命化
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/9/29 触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望