技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

生分解性プラスチックの必須基礎知識と商品開発のヒントおよび市場動向

生分解性プラスチックの必須基礎知識と商品開発のヒントおよび市場動向

~プラスチックをとりまく現状と海洋問題への課題・今後の展望~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、生分解性プラスチックについて基礎から解説し、生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイントについて解説いたします。

開催日

  • 2019年1月25日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • プラスチック分野における研究者、開発者、成型技術者
  • 包装資材サプライヤー
  • 食品メーカーの技術者

修得知識

  • 各国のプラスチックに対する規制強化と規制に対する対応
  • 生分解性プラスチックとは何か
  • 生分解性の歴史と認証制度
  • 生分解性プラスチックの種類と特徴
  • 生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイント
  • 生分解性プラスチックの市場動向

プログラム

 海外ではポリエチレンやポリプロピレン等の規制が一層強化されている。この潮流は日本にも波及し、ストロー、レジ袋等への対応が検討され始めている。この背景には、プラスチックによる深刻な海洋汚染の問題が存在する。こうした潮流の中で、“ゴミにならないプラスチック”=生分解性プラスチックが注目を浴びつつある。
 この講演では各国での規制と生分解性プラスチックの基礎から商品開発のヒント、更に今後の展望を予測する。

  1. なぜ今、生分解性プラスチックが注目されているのか?
    1. 各国の汎用プラスチックの規制から見えてくるもの
    2. 生分解性プラスチックの海外トレンド
  2. 生分解とは何か?
    1. 生分解性プラスチックの分解ステップ
    2. 分解速度とガラス転移点の関係
  3. 生分解性の歴史と認証制度
    1. 生分解性プラスチックの誕生と歴史概要
    2. 日本での生分解性プラスチックの認証制度
    3. 海外での認証制度
    4. 海洋性分解という新しいセグメント
    5. 海洋性分解が認められているPHBHとは
  4. 生分解性プラスチックにはどんなものがあるのか?
    1. 日本で上市されている生分解性プラスチックの種類と特徴
    2. 安価で注目される中国製の生分解性プラスチックの種類と特徴
  5. 生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイント
    1. 吸湿と乾燥のコントロール
    2. 強度と分解速度の関係
    3. ポリマーブレンド技術
    4. 添加剤の効果的な使用法
  6. 生分解性プラスチックの市場動向
    1. 生分解性プラスチック製品の市場
    2. 生分解性プラスチック製品の課題
    3. 生分解性プラスチック製品の新たな展開
    4. 今後の展望
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/4 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/2/5 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2026/2/6 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/2/9 CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向と工業化の可能性 オンライン
2026/2/9 分子動力学法の進め方と高分子材料開発への応用 オンライン
2026/2/12 ポリマーアロイの要素技術と再生/バイオマス樹脂への応用 オンライン
2026/2/12 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2026/2/13 ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術 東京都 会場
2026/2/16 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2026/2/19 リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術 オンライン
2026/2/20 自動車プラスチックの“これから”を考える オンライン
2026/2/24 ポリマーアロイの要素技術と再生/バイオマス樹脂への応用 オンライン
2026/2/24 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2026/2/24 重合反応の基礎・応用 オンライン
2026/2/25 シール技術 東京都 会場・オンライン
2026/2/25 シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略 オンライン
2026/2/26 繊維リサイクルの最新動向と混紡繊維・ポリアミド素材の革新的リサイクル技術 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/3/2 PFAS規制の最新動向および代替技術の開発動向 オンライン
2026/3/3 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン

関連する出版物