技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車パワートレーンの電動化 (48V,PHEV,EV等) 技術、省燃費技術、環境規制の現状と今後の動向

自動車パワートレーンの電動化 (48V,PHEV,EV等) 技術、省燃費技術、環境規制の現状と今後の動向

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年11月15日(木) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 今後の地球環境規制の動向
  • 主要国のEV化の方針
  • 主要カーメーカーの今後の電動化戦略の最新情報
  • 50年を見据えた今後の自動車のパワートレーン分野の動力源別ロードマップ
  • 省燃費技術の今後の動向

プログラム

 現在自動車業界は「CASE」と呼ばれる自動運転やMaaSや電動化等の大きな変革の波が押し寄せ、まさに100年ぶりの大変革の時期を迎えつつある。
 地球温暖化や大気汚染の深刻化に対応すべく、排ガスやCO2規制強化がグローバルに進んでおり、それに関連して低燃費技術の更なる進歩や、主要国で現在のガソリン/ディーゼル車の販売を禁止し、電動化を促進する動きが出てきている。更に燃料電池車の促進化の新たな動きや、トランプ大統領が最近発表した新たな米国での燃費規制の動き等もあり、パワートレーンの動力源別 (EV、PHEV、HEV、燃料電池車、天然ガス車等) の今後のロードマップや、電動化に伴う従来製品や新製品への影響、今後の燃費規制の動向は、自動車業界の各企業にとって今後のビジネス展開を考えていくうえで大変重要な視点である。
 このセミナーでは、自動車関連会社の方々が今後の事業性や製品展開シナリオを立案時に、大いに参考にして頂けるような、今後の規制の動向や主要国のEV化の方針や主要カーメーカーの今後の電動化戦略の最新情報や50年を見据えた今後の自動車のパワートレーン分野のロードマップや、省燃費関係の今後の技術動向等について分かりやすく解説します。

  1. 自動車関連の各国の環境規制 (排ガス、CO2、EV化規制) 動向
    • 最近注目されている地球温暖化対策に関係した今後の世界各国の最新のCO2規制や、今後の各国のガソリン/ディーゼル車の販売禁止やEVシフトを促進する各国の規制動向、排ガス/燃費測定モードの各国の新たな動きや、VWの不正問題で騒がれた市場での排ガス規制、いわゆるRDE (Real driving Emission) の動向について解説。
  2. パワートレーンの省燃費技術の最新及び今後の技術動向
    • 自動車の重要なキー技術である熱効率向上を中心とする省燃費技術について解説。特に、最近の注目技術であるターボ過給やアトキンソンサイクルを始め、可変圧縮比エンジン、HCCIエンジン、燃料改質技術等の今後の新しい技術についても解説。
  3. 2050年までのパワートレーン動力源毎の今後のロードマップ
    • 従来の化石燃料に代わる天然ガスやパワートレーンの電動化 (HEVやPHEV、EV、燃料電池車等) の2050年までのシェア予測や地球温暖化に関係するWell to Wheel CO2への影響等について解説。
  4. パワートレーン電動化技術の特徴と主要カーメーカーの電動化戦略
    • HEV、プラグインHEV、BEV、FCV等の今後のエコカーシステムの構成と特徴、世界の各主要カーメーカーや部品サプライヤの最新の電動化対応シナリオを解説。
  5. EVのキー技術である二次電池の課題と今後の動向、EV化による製品への影響
    • EVのキー製品である二次電池の現状と課題。更に今後の次世代二次電池 (例;全固体電池) の特徴と動向。EV化により影響を受ける従来製品 (エンジン、トランスミッション関連製品) と今後注目される新製品について解説。
  6. 全体質疑
    • 個別質問・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/1/8 車載半導体の基礎体系から開発環境・設計技術・量産品質確保の注意点 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2025/1/16 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/24 車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/29 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例 オンライン
2025/1/30 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/5 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法、自動車への適用 オンライン
2025/2/12 脱炭素で注目の水素エネルギーその活用のための「水素取り扱いの基礎」 東京都 会場・オンライン
2025/2/12 ユーロ7 (Euro-7) の動きと排ガス・タイヤ・ブレーキ粉塵規制の展望、自動車LCA対応 オンライン
2025/2/13 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/17 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/18 燃料電池、アンモニア、水素の最新動向と日本企業の事業戦略 オンライン
2025/2/19 EV / HEV用 主機モータとPCUの冷却・放熱技術 会場
2025/2/26 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/30 世界の燃料電池・水素産業 最新業界レポート
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望