技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車室内VOCの規制動向とその測定、対応

自動車室内VOCの規制動向とその測定、対応

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年8月31日(金) 10時30分 16時00分

プログラム

車室内空気成分に対する自動車メーカーの取り組み

(2018年8月31日 10:30〜12:00)

  1. 規制動向
    1. これまでの動き
    2. 将来動向
  2. 技術動向
    1. 住宅業界における技術動向
    2. 自動車業界における技術動向
      1. 自主規制 (VOC) 対応
      2. その他課題への対応
    • 質疑応答

第2部 中国の自動車VOC法規制動向

(2018年8月31日 12:45〜14:15)

 中国におけるVOC (Volatile Organic Compounds) に対する規制が益々厳しくなっている。VOCの排出は石油化工を始めたVOCの生産産業から、一般製造業、日常生活まで幅広く分野において発生していることから、規制も徐々にすべての分野に拡大していく傾向にある。そのうち、急激な自動車普及によって中国における自動車の製造および使用等にVOCの発生が注目されており、これまで自動車の排ガス汚染が規制の対象となったが、最近では、重要視されていなかったVOCによる汚染が社会的な問題となっており、規制する動きが見られている。
 本講では中国におけるVOC規制の現状と今後の動きについて解説する。

  1. 中国におけるVOCの排出現状
  2. 中国におけるVOC規制の現状
  3. 今後におけるVOC規制の動き
  4. おわりに
    • 質疑応答

第3部 自動車内装部品のVOC測定方法と発生源の特定

(2018年8月31日 14:30〜16:00)

  1. サンプリングバッグ法によるVOC測定
    1. 試料の養生
    2. サンプリングバッグの洗浄、試料の封入
    3. 窒素ガスの封入
    4. 試料の加熱
    5. サンプリング
    6. 操作ブランクの採取
  2. 測定
    1. TDGCMS測定
    2. HPLC測定
  3. データ解析
    1. VOC成分の定量計算
    2. アルデヒド成分の定量計算
    3. TVOCの定量計算
  4. 自動車室内空気の分析結果と発生源について
    • 質疑応答

講師

  • 達 晃一
    いすゞ自動車 株式会社 車両審査実験 材料開発第二課
    シニアエキスパート
  • 王 長君
    株式会社 NTTデータ経営研究所 社会環境戦略コンサルティングユニット
    シニアスペシャリスト
  • 早瀬 祥平
    富士通クオリティ・ラボ・環境センター株式会社 第一環境部

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 ソニー・ホンダモビリティ、Tesla、BYDのEV開発戦略 東京都 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 オンライン
2024/5/14 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン
2024/5/15 環境法のポイント 超入門 オンライン
2024/5/15 PFASの水道における実態及びその対策に対する技術開発の現状と課題への取り組み 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 PFAS (有機フッ素化合物) の国内外最新規制動向、企業のリスクと対応事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 xEVにおける車載電子製品のサーマルマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 PFAS規制の最新動向と半導体業界への影響、対応方法 オンライン
2024/5/27 PFASにおける国内外の動向と対策技術および対応事例 オンライン
2024/5/28 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/5/31 特許から紐解く、自動運転の将来とは? 東京都 会場・オンライン
2024/6/6 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2024/6/7 NTTグループの自動運転支援サービス 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント