技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年8月21日(火) 10時30分16時30分

修得知識

  • コンピュータ化システムバリデーションの基礎知識
  • 製薬会社、供給者がシステム開発・導入時に実施しなければならないこと

プログラム

 いまや避けて通ることができないコンピュータ化システムバリデーションですが、初めて担当するときには一体何から手を付けて、どうすればいいのか戸惑ってしまうものです。様々な規制やガイドラインが発出されているので混乱しがちですが、根本にある考え方は共通していて難しくありません。基礎をしっかり理解した上で必要なプロセスを確実に遂行し、製品品質を保てるようにしましょう。

  1. CSVの基礎知識
    1. CSVとは何か
    2. CSVが生まれた背景
    3. CSVという言葉の意味を理解する
    4. コンピュータシステムとコンピュータ化システムの違い
    5. CSVを巡る正解の流れ
    6. 日米欧三極のCSV関連規制とガイドライン
    7. 日本のPIC/S加盟によるCSVへの影響
    8. GAMP5と各ガイドラインの関係性
    9. CSVとERES規制 (Part11、ERES指針など) との違い
  2. コンピュータ化システム適正管理ガイドラインの概要
    1. ガイドラインの文書体系
    2. ガイドラインの適用範囲
    3. 適用範囲の具体例
    4. ガイドラインを遵守する必要があるのは製薬企業
    5. 製薬企業が最初に実施する事項
    6. コンピュータ化システム管理規定に記載する事項
    7. カテゴリ分類とは
    8. カテゴリ分類と実施プロセスの関係性
    9. 適正管理ガイドラインとGAMP5のカテゴリ比較
    10. カテゴリによる実施プロセスの変化
    11. 開発業務の実施方法
    12. システムアセスメントの実施方法
    13. 供給者監査の実施方法
    14. 検証業務の実施方法
    15. 運用業務の実施方法
    16. 廃棄業務の実施方法
  3. カテゴリ4システムでのCSV作成文書実践例
    1. システムの概要 (クロマトグラフィーデータシステム)
    2. 機器装置と制御PCが混在する場合のバリデーションの考え方
    3. システムアセスメントとカテゴリ分類
    4. CSV実施プロセスの決定
    5. 供給者との役割分担
    6. 要求仕様書記載事項とサンプル文書
    7. 機能仕様書の位置付け
    8. 設定仕様書の作成
    9. DQIQOQPQの実施
    10. バリデーション報告書の作成
    11. 運用手順書記載事項とサンプル文書
  4. CSVでよくある質問集
    1. CSVの実施責任は誰にあるの?
    2. 供給者も当局の規制適用範囲に入るの?
    3. 供給者が製薬会社のCSVを実施する義務はあるの?
    4. PQは必ず実施しなければならない?
    5. ERES法規制以外の機器や装置はCSV対象外でいいの?
    6. 原本を紙で運用している場合は電子記録を保護しなくてもいい?
    7. 過去に導入したシステムはCSV対象外でいいの?
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/6 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/7 バイオ医薬品製造におけるバリデーション 入門講座 オンライン
2025/11/7 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/11/7 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/7 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2025/11/10 売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (全2コース) オンライン
2025/11/10 医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際 オンライン
2025/11/10 医薬品における3極CTDの記載レベル差と外国で作成されたCTDの日本申請への利用の留意点 オンライン
2025/11/11 医薬品の費用対効果分析 (HTA) 習得講座 オンライン
2025/11/11 ICH Q1改定案の要求に沿った安定性モニタリングの進め方とOOS/OOT発生時の実務対応 オンライン
2025/11/11 GMPに基づく品質リスクアセスメント手法の選択と継続的改善のためのQRM オンライン
2025/11/11 バイオ医薬品・タンパク質医薬品の試験室におけるQC/QAと製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価および変更管理 オンライン
2025/11/12 HPLC分析の基礎知識・ノウハウとトラブルシューティング オンライン
2025/11/12 医薬品と医療機器の製造現場とラボにおけるデータインテグリティ対応と監査証跡対応 オンライン
2025/11/12 医薬品製造におけるGMP監査プロセスと適性なGMP監査員を目指すためのポイント オンライン
2025/11/12 洗浄バリデーションでの残留限度値設定、残留物の評価法、査察不適合事例 オンライン
2025/11/12 脂質ナノ粒子 (LNP) 、リポソームによる核酸・遺伝子DDSと製剤設計 オンライン
2025/11/12 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2025/11/12 バイオ医薬品・再生医療等製品製造におけるシングルユースのリスク管理戦略・製造設計とE&L評価 オンライン
2025/11/12 ペプチド医薬品における特許 (製剤・製造など) 事例 (調査・要件・侵害) と特許戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/8/20 コンピュータバリデーション
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座