技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

導入候補化合物のTarget Product Profile設定/化合物評価と医薬ライセンスにおけるGo/No Goの判断方法

導入候補化合物のTarget Product Profile設定/化合物評価と医薬ライセンスにおけるGo/No Goの判断方法

~医薬ライセンスのGo/No Goの判断方法~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年7月23日(月) 10時30分16時30分

修得知識

  • 導入候補化合物のTPP設定に関わる基礎知識
  • 医薬ライセンス失敗原因の考察
  • 導入候補化合物のTPP設定の留意点
  • ライセンス化合物の評価方法と留意点
  • 売上高などの変動要因とその取り扱い方
  • ライセンスリスクが増加している背景と対応
  • 新しい医薬ライセンス戦略の考え方
  • 医薬ライセンスのGo/No Goの判断方法
  • リスクマネジメント
  • 中途解約などにおけるGo/No Goの判断方法

プログラム

 導入候補化合物のTPPは、製薬企業の事業戦略と自社パイプラインから自ずと決まるものですが、自社開発化合物と違い、導入候補化合物のTPPは導出側企業が独自の事業戦略に基づいて決定しているために、導入側企業が期待するTPPと導出側企業のTPPとのマッチングが問題になります。また、導出側企業からライセンスフィー以外に、医薬品市場全般における競合回避の要望などが出されることも多い。その結果、医薬ライセンスを成功させるためには導入側企業が柔軟にライセンス戦略を立てることが重要です。
 そこでこのセミナーでは、導入候補化合物のTPP設定と、最近、増加している中途解約などにおけるGo/No Goの判断方法について考察します。

  1. 医薬ライセンス失敗の原因
    1. 意思決定に必要な高品質のデータ不足
    2. 交渉継続に必要な予算不足
    3. 意思決定の遅れや曖昧さ
    4. 仕事のやり方の違い
  2. 導入候補化合物のTPP設定の留意点
    1. 対象疾患と投薬対象患者
    2. 医療ニーズ
  3. ライセンス化合物の評価
    1. 一般的な情報収集方法
    2. 情報源の選別
  4. 変動要因とその取り扱い方
    1. 売上予測
    2. 医薬品を取り巻く環境の変化
    3. 企業ごとに異なる社内事情
    4. 不確定要因の取り扱い方
  5. 新しい医薬ライセンス戦略の考え方
    1. 創薬バリューチェーンのライセンス戦略
    2. 抗がん剤に見る新しいライセンス戦略
    3. オープンイノベーションのライセンス戦略
  6. 医薬ライセンスのGo/No Goの判断方法
    1. 研究開発の成否以外のリスク要因
    2. Go/No Goの判断方法
  7. リスクマネジメント
    1. リスク回避がクローズアップされてきた背景
    2. 中途解約の増加
    3. リスク回避策
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 志甫 理
    特定非営利活動法人 メディッセ
    代表理事

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/8 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/9/8 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/9/8 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2025/9/8 低分子・高分子の高活性物質を扱う共用設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/9/8 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/9/9 医薬品原料粉体の全数受入確認試験ならびに製剤化におけるリスク低減と製品品質の最大化 オンライン
2025/9/9 医薬品特許調査の効率的手法とその検索式事例 オンライン
2025/9/9 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2025/9/9 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2025/9/10 各開発段階におけるCMC開発と取得すべきデータ・品質保証レベル オンライン
2025/9/10 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/9/10 様々な裁判例から見る医薬品の特許権存続期間延長の実務・LCM戦略とパテントリンケージへの対応 オンライン
2025/9/10 メディア・エンタメ業界の不祥事対応とコンプライアンス実務 東京都 会場・オンライン
2025/9/10 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/9/10 生成AI導入に備える法務の視点とリスク対応 オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目) / スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目) オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目/ 全2日間) オンライン
2025/9/11 抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) と規格及び試験方法 (ペプチドマップ、糖鎖プロファイル) オンライン
2025/9/11 GCP実践講座 オンライン
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書