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車載用タッチパネルにおける材料への要求特性と技術動向

車載用タッチパネルにおける材料への要求特性と技術動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、車載用タッチパネルを構成する材料への要求特性やその技術動向について、基礎から触感付与に関する話題まで網羅的に解説いたします。

開催日

  • 2018年5月31日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 車載用タッチパネルで課題を抱えている方
  • 車載用タッチパネルに関連する技術者、研究者、品質担当者

プログラム

 タッチパネルはスマフォやタブレットでは当たりまえの入力デバイスであり、カーナビにおいても広く利用されている。車載のデイスプレイが大型化し、コネクテッドカーとしてインターネットなどとも接続されるようになりCID (センターインフォアメーションデイスプレイ) と呼ばれる装置が導入されようとしている。
 CIDでは車内空間を有効に利用するために 曲面化や異形化が要望されている。LCDもOLEDと同じように曲面化が可能な開発が進んでおり、タッチパネルではフィルム基板センサーを用いたパネルが開発されている。センサーのみならずカバー材料やOCAなどの部材、さらにこれらをまとめて曲面化する技術が必要である。
 当講座ではセンサー材料から他の部材、曲面化技術まで幅広く紹介する。

  1. タッチパネルの種類と市場
    1. マルチタッチパネルの種類
    2. タッチパネルの市場と用途
    3. タッチパネルの次の市場は何か
    4. 車載、大型、デジタルサイネージでの拡大
    5. 車載用デイスプレイへの要求特性
  2. 静電容量マルチタッチパネルの技術動向と今後のトレンド
    1. 構造と特徴
    2. 大面積化と曲面化に必要な条件
  3. 可とう性、曲面タッチパネルに必要なフィルムセンサーの技術動向と要求特性
    1. 新規透明導電性膜の種類と特徴
    2. Cuメタルメッシュセンサ、SpiderNetパネルの特徴
    3. 銀メタルメッシュセンサ
    4. メタルメッシュセンサ材料の種類
    5. メタルメッシュセンサの作成方法
    6. メタルメッシュセンサでの検出
    7. メタルメッシュセンサの課題と対策
      1. 視認性の低下防止 (配線黒化処理での対策)
      2. モアレ発生の防止
    8. その他の金属センサー
  4. 曲面化、フレキシブル化を実現するタッチパネル用カバー材料と要求特性
    1. カバー材料はガラスかポリマーか?
    2. プラスチックカバー材の種類と課題
    3. オールプラスチックタッチパネルの構造
    4. メタルメッシュに適応した曲面化作成法
      1. ラミネート法
      2. インモールド射出成型
      3. プレス成型
    5. 貼り合わせ用光学接着剤
    6. 反射防止や傷付き防止などの表面処理
  5. 次世代タッチパネルに必要な触感付与
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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