技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

トライボロジーの基礎講座

トライボロジーの基礎講座

~東京理科大学 トライボロジーセンター 見学付き~
東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、トライボロジーのメカニズム、性能改善や対応策、改善効果をどう評価すれば良いか?などを詳解いたします。

開催日

  • 2018年5月18日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • トライボロジー研究の歴史と現在の国際的な研究開発状況
  • トライボロジーの基礎
  • 摺動材料の選定とその評価方法
  • 摺動部品の設計と品質管理
  • 摺動特性の評価方法
  • 表面改質技術の最近の動向と今後の展開
  • 故障解析のための分析・解析技術

プログラム

 トライボロジー現象は、大変複雑でつかみ所がないように思われがちです。しかし、基礎メカニズムを理解することで、どのような性能改善が可能か?また、そのためにはどのような方策があるのか?さらに、改善効果をどのように評価すれば良いのか?ということが整理できるようになります。また、潤滑関係のメンテナンスにおいても、原理を知ることによってどのような点に注意しなければならないか?ということも明らかになります。
 本セミナーでは、実際の応用を考え、基礎知識をわかりやすく解説します。

  1. トライボロジーの基礎
    1. トライボロジーとは
    2. 固体表面と接触
    3. 摩擦のメカニズム
    4. 摩耗のメカニズム
    5. 潤滑のメカニズム
    6. 潤滑剤
    7. トライボマテリアル
  2. 表面改質
    1. 表面改質の概論
    2. 技術動向と具体例
      1. コーティング (ダイヤモンドライクカーボン)
      2. 表面テクスチャリング
  3. トライボロジー表面の評価方法
    1. 表面性状評価
    2. 表面の機械的特性評価
      1. 硬さとヤング率
      2. 密着性
    3. 摩擦・摩耗の標準試験方法
    4. トライボ表面の機器分析
  4. 講義のまとめ* 質疑応答
  5. トライボロジーセンター見学
  6. 全体の質疑応答
  7. 個別相談

施設見学内容

  • 摩擦・摩耗評価試験機
    • ブルカーUMT
    • Plint TE77, Optimol SRV4
    • 協和界面科学TSf-503高真空摩擦試験機など
  • In-situ ラマン分光その場摩擦試験装置
  • FM-AFM (島津)
  • AFM
  • ナノサーチ顕微鏡
  • ナノインデンター
  • レーザ顕微鏡 (キーエンス,オリンパス)
  • レーザ励起表面弾性波測定装置
  • QCM-D
  • 金属3Dプリンタ (3DSystems320,300,200) など

スケジュール

  • 10:30~12:00 講義
  • 12:00~12:40 昼食 (弁当)
  • 12:40~14:00 講義
  • 14:00~14:10 休憩
  • 14:10~15:30 講義
  • 15:30~16:15 見学
  • 16:15~16:30 質疑応答・名刺交換

個別のご質問は、休憩時間やセミナー終了後17時頃まで受付いたします。

会場

東京理科大学 葛飾キャンパス

トライボロジーセンター 研究棟2F 多目的室

東京都 葛飾区 新宿6-3-1
東京理科大学 葛飾キャンパスの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/6 エポキシ樹脂の実用の基礎知識とフィルム化 & 接着性の付与技術とその応用 オンライン
2024/6/7 めっきの基礎および不良要因とその対策 オンライン
2024/6/7 潤滑グリースの基礎と応用 オンライン
2024/6/7 二軸押出機における樹脂流動解析の基礎と AI/IoT 活用展開 大阪府 会場
2024/6/7 塗布膜乾燥の基本とプロセス・現象・本質の理解&最適化と欠陥・トラブル対策 オンライン
2024/6/10 FT-IRの基礎と異物分析への実践応用テクニックとコツ・ノウハウ オンライン
2024/6/10 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/6/10 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2024/6/11 機械加工技術 オンライン
2024/6/11 塗布膜におけるぬれ・広がり挙動、乾燥中の粒子挙動とその制御 オンライン
2024/6/11 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2024/6/11 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2024/6/11 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2024/6/12 可食から非可食バイオマス原料への転換が進む次世代バイオプラスチックの最新開発動向 オンライン
2024/6/12 光重合開始剤の種類、選び方、使い方 オンライン
2024/6/12 FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性 オンライン
2024/6/13 トライボロジーの基礎、メカニズムと表面分析 オンライン
2024/6/13 めっき膜の密着性改善・剥離対策の考え方と分析・解析手法 オンライン
2024/6/13 二酸化炭素 (CO2) 、二硫化炭素 (CS2) を原料とする高分子材料の合成技術と応用 オンライン
2024/6/14 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/3/29 燃料油・潤滑油・グリース・添加剤の基礎と添加剤の分離分析方法 (新装増補版)
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析