技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

先発品企業のためのジェネリック対抗の落とし穴と製品マネジメント戦略

成長するジェネリックへの対抗法と差別化のための視点を解説する

先発品企業のためのジェネリック対抗の落とし穴と製品マネジメント戦略

~成長するジェネリックへの対抗法とは? 差別化のためにすべきこととは? GEを逆手に取る戦略とは? 先発メーカーとして何ができるか?~
東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、医薬品などにおける特許切れ対応や、製品マネジメントとジェネリック対策について解説いたします。

開催日

  • 2018年2月26日(月) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 製剤における知的財産担当者、管理者
  • 製剤発明の特許申請担当者

修得知識

  • 先発品企業の特許切れ対策の見直し
  • 新製品マネジメントとジェネリック対策
  • 領域のライフサイクル・マネジメントによるジェネリック対策
  • ジェネリックが注目される背景とメガジェネリックの誕生と対策
  • 先発品企業によるジェネリック逆転戦略

プログラム

 多くの先発企業は特許切れを予め分かっているのに、特許切れ対応はしていません。そこに目を付けた逆転の発想は戦いの無いブルーオーシャン市場を作ります。 緊急導入を毎度、突然言い過ぎていませんか? ジェネリックが新製品を生かし、新製品を誕生させる戦略もあります。新製品とジェネリックの共存戦略によりジェネリック対抗ができます。

  1. 先発品企業が特許切れ対応をしない原因と結果:
    1. 開発部・研究所にGE対応はインセンティブがない
    2. 大型品があるとAGと後継品開発をしない
    3. 製品戦略を元に次を狙う結果、各社同じLCM戦略をする.
  2. 新製品マネジメントとゾロ対策のあるべき姿:
    1. 新製品マネジメントの前提がそもそも間違い
      • 後継品がない原因はゾロ対策戦略がないため
      • 武田、塩野義、アステラス、中外の新薬開発注力は短期利益のみ優先
      • 後付けのため後手に回る製品戦略の原因を退治する方法
    2. 後発品と先発品を協創する
  3. 領域のライフサイクル・マネジメントによるゾロ対策:
    1. 製品マネジメントではいつも緊急導入
    2. 第一選択薬MTX (販売 : ワイス/武田、沢井) を売った先発品企業は抗体を否定
    3. MTXと抗体があればリウマチ領域のゾロ対策ができた。
    4. 製品マネジメントではゾロ対策はできない。
  4. ジェネリックによる差別化と新製品誕生のための使い道
    1. ポイント1
      • 満足度の高い製品領域でも新製品はできる
        例:クレストールの差別化訴求点、
        高血圧・胃腸障害・糖尿病・高脂血症には様々な治療と投与法
        降圧剤・PPIも使い分け
    2. ポイント2
      今は無い市場が大きく成長する⇒自社・他社のGEも使い道
      • 利便性
      • 安全性
      • 新機序のみが、薬ではない
    3. ポイント3
      • 製品があれば後から領域を作る
      • 領域戦略は机上の空論と後づけでできる
      • 領域1位の先発品と後発品は先発品企業が予想できず、否定した製品
      • 領域戦略では否定した製品が大型後発品に育つ
      • 他、具体的ポイントを解説
  5. ジェネリックが注目される背景
    • 後発品大手の利益率は先発品企業より高い
  6. 日本の医薬業界はジェネリックと改良から始まった
  7. 医療保険制度
  8. GE80%時代を迎えた業界の特徴的変化
  9. 新薬以上の市場になるGE
  10. 先発品企業によるGE逆転戦略
    1. GEを逆手に取る戦略
    2. 先発企業として何ができるか?
      • 先発品企業の選択
    3. 役に立つ良い企業になるか?
    4. 一発もうけ主義でいくか?
  11. 変わるジェネリックの流通形態と成長するジェネリックへの対抗法
    1. ビジネス・エコシステム (ビジネス生態系)
    2. 従来の「産業 (構造) 」と「市場 (構造) 」は気付かぬうちに変わってしまっていた。
    3. 企業内外がシームレスに結びつく「つながり」構築がキー
    4. ヘルスケアビジネス・エコシステム」 (ビジネス生態系) で全体最適戦略をとる企業が勝つ。

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/31 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/8/1 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 オンライン
2025/8/1 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/8/5 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/7 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/8/7 今、改正GMP省令により医薬品・医薬部外品製造業者が求められる適切なGMP文書とは オンライン
2025/8/8 トラブル事例から学ぶ問題なく技術移転 (製造と試験) を行うために知っておくこと オンライン
2025/8/8 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/8/18 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/18 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/25 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/25 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/8/25 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/8/26 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 基礎から学ぶクラウド利用におけるCSV実務 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/5 カーナビゲーション (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/30 医療機器 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/15 トヨタ、ホンダ、日産3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/10 ガス3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/5/25 事務用品・什器備品12社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/20 セメント業界5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/15 日立グループ11社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/25 2011年版 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/4/20 印刷機 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/15 大手合成繊維7社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/10 日本電気 (NEC) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/25 バイオ燃料 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 自動車部品17社 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 有機EL (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/10 花王 (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書