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水素脆性破壊メカニズムの解明とその防止策

水素脆性破壊メカニズムの解明とその防止策

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、材料中の水素の振る舞い、脆化のメカニズム、水素脆性の評価方法、対応策をわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2017年12月25日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 水素脆化対策が必要な製品の技術者
    • 自動車
    • 船舶
    • 高強度鋼
    • 金属延性材料
    • 燃料電池
    • 水素エネルギー
    • 燃料ステーション など
  • 水素脆化で課題を抱えている方

修得知識

  • 水素脆性の評価方法
  • 材料中での水素の状態
  • 水素脆性破壊のメカニズム
  • 各種材料の破面形態
  • 耐水素脆性材料の開発指針

プログラム

 水素脆性とは水素により材料が脆くなり破壊に至る現象で、しばらく使用した後に破壊が起こることから遅れ破壊と呼ばれています。高力ボルトの遅れ破壊を機に、高強度鋼について盛んに研究が行われましたが、そのメカニズムについては必ずしも明白になってはいません。
 本講座では、水素脆性の基礎から、試験法、各種材料における水素脆化特性、破壊のメカニズムについて平易に詳解し、さらに水素脆性を防止する取り組みにつて解説します。

  1. 水素脆性の概要
  2. 材料中の水素
    1. 存在状態
    2. 拡散
    3. トラップ
    4. 転位による輸送
    5. 環境と固溶水素
  3. 各種試験法
    1. 水素透過試験
    2. 水素固溶量測定法
    3. 昇温脱離分析法
    4. CLT
    5. SSRT
    6. CSRT
  4. 各種材料の水素脆性
    1. 鉄及び低合金鋼
    2. 高強度鋼
    3. ステンレス鋼
    4. ニッケルおよびニッケル合金
    5. アルミニウム合金
  5. 水素脆性のメカニズム
    1. 破壊の基本事項
    2. 軟化と硬化
    3. 面圧説
    4. 鉄の原子間凝集力低下説
    5. 局所変形助長説
    6. 水素助長塑性誘起空孔説
    7. 拡散性水素と非拡散性水素
  6. 水素脆化の防止に向けて

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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