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抗菌・抗ウイルス性の付与技術と性能評価、開発事例

抗菌・抗ウイルス性の付与技術と性能評価、開発事例

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、抗菌・抗ウイルス性を持つ新しい材料の開発事例から正しい評価法、最新の規格まで詳しく解説いたします。

開催日

  • 2017年11月28日(火) 10時00分 16時20分

プログラム

第1部 抗ウイルス性能の評価試験方法と評価技術

(2017年11月28日 10:00〜11:20)

  1. 抗微生物加工製品の性能評価方法
  2. 微生物試験について
    1. 細菌を用いた試験
    2. かびを用いた試験
      1. JIS L 1921:繊維製品の抗かび性試験 (発光測定法)
      2. JIS Z 2911: かび抵抗性試験 繊維製品の試験・湿式法
    3. ウイルスを用いた試験
      1. ウイルスについて
      2. 抗ウイルス性試験 (ISO18184)
      3. 一般社団法人繊維評価技術協議会による抗ウイルス加工マーク認証
  3. 今後の展開
    • 質疑応答

第2部 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能と抗ウイルス性能

(2017年11月28日 11:30〜12:50)

  1. 放射線還元法による繊維表面への銀ナノ粒子固定化法
  2. 放射線還元法による銀ナノ粒子担持繊維の材料学的評価
  3. 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能評価
  4. 銀ナノ粒子担持繊維の抗ウイルス性能評価
  5. 銀ナノ粒子担持繊維の安全性評価
  6. まとめ
    • 質疑応答

第3部 抗菌・抗ウイルスなどの機能を持ったヘルスケア繊維の開発

(2017年11月28日 13:30〜14:20)

  1. 消臭繊維「デオメタフィ」
    1. 消臭繊維の誕生と特長
    2. 消臭繊維を用いた製品
    3. ニオイのあるところにニーズあり
    4. 抗菌性の必要性
    5. メディカル分野へ
  2. 高機能繊維「アレルキャッチャー」
    1. 痒み鎮静繊維「アレルキャッチャーAD」
    2. メディカル分野での障壁
    3. 高機能繊維「アレルキャッチャー」
    4. マスクからの進化…新たな機能へ
    • 質疑応答

第4部 抗菌ナノ粒子と複合化技術

(2017年11月28日 14:30〜16:20)

  1. 社会背景
    1. 医療・福祉機器における安全・安心
    2. 環境配慮
    3. 従来技術の問題点
  2. 新しい抗菌技術
    1. シアノアクリレート系ポリマーの合成技術
    2. ナノポリマーと細菌細胞壁との局所的吸着作用と菌の自己融解誘導作用
    3. 安全性の実証
      1. ヒト・動物への安全性
      2. 植物への安全性
      3. 土壌中における生分解性評価
  3. 抗菌・抗真菌・抗ウィルス効果
  4. 生活抗菌における技術の実用性
  5. 環境負荷軽減を目指した抗菌ナノ粒子複合化商品開発
  6. 今後の展開とまとめ
    • 質疑応答

講師

  • 射本 康夫
    一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物ラボ
    ラボ長
  • 清野 智史
    大阪大学 大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻
    准教授
  • 築城 寿長
    ダイワボウノイ 株式会社 機能材料研究開発室
    室長
  • 城武 昇一
    株式会社 ナノカム
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
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