技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

セルロースナノファイバーの基礎、複合化技術と最新動向

セルロースナノファイバーの基礎、複合化技術と最新動向

東京都 開催

概要

本セミナーでは、セルロースナノファイバーの製造、評価、利用について詳解いたします。

開催日

  • 2017年11月27日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • セルロースナノファイバーの応用分野の技術者、研究者、開発者、企画担当者
    • 高分子複合材料
    • 医療材料
    • 食品素材
    • 化粧品素材
    • エネルギー関連材料
  • セルロースナノファイバーの技術者、研究者、開発者、企画担当者
  • これからセルロースナノファイバーに携わる方
  • セルロースナノファイバーで課題を抱えている方

プログラム

 「セルロースナノファイバー (CNF) は、本当に産業を革新する素材なのか?」この命題に対する答えを握っているのは、CNFを作る産業ではなく、CNFを利用する産業の皆様かもしれません。CNFは、一つの素材ではなく、化学的、物理的に様々にカスタマイズできるのが最大の特長です。即ち、カスタマイズを提案できるのは、CNFを利用する産業の皆様だと思います。
 そこで、本講演では、もう一度CNFを改めて考え、利用する産業の皆様が、CNFを語れる=カスタマイズ提案できる知見を得ていただくことを目標とします。もう一つの命題は、「ナノである必然性はどこにあるのか?」です。このあたりは、実例を交えて、ご紹介させていただきます。
 CNFを実用化するためには、「作る (CNFを製造する) 」、「知る (CNFおよびその効果を評価する) 」、「使う (複合化等の利用する) 」の3つの技術習得が最低限必要となります。
 本講演では、このあたりを中心にご説明いたします。さらに、実用化とは「使いこなす」ことであり、これは、技術だけでなく事業戦略まで踏み込む必要があります。そこで、企画書が書ける技術提案という点まで踏み込んで、ご説明させていただきます。

  1. セルロースとは
    • CNFは、セルロース素材です。セルロースは、様々な特性を有しており、その効果を利用した用途が様々あります。CNFを利用するためには、まずセルロースを知ることが重要です。ここから、新しいヒントも見えてくるかもしれません。そこで、「セルロース温故知新」称して、セルロースを知り、CNFにつなげることを目的に、セルロース素材自体の説明をいたします。
  2. セルロースナノファイバーを作る
    • ノウハウは必要ですが、CNFを作ることはそれほど難しくありません。しかしながら、「使える (使いやすい) 」CNFを作ることは、簡単ではありません。そこで、ここではまず、CNFを作るという点にフォーカスし、ここから、使うための可能性や課題を説明いたします。
  3. セルロースナノファイバーを知る
    • CNF自体あるいはその効果の評価は、重要であることは当然です。ただし、CNFは目に見えない素材であり、その評価は容易ではありません。過去に新素材として実用化されたものは、目立たないだけで、評価技術が確立して初めて上市されています。評価技術も、実用化においては差別技術の一つになります。そこで、ここでは、評価における手法と課題、さらには評価から見えてくるCNFの可能性に関して説明いたします。
  4. セルロースナノファイバーを使う
    • すべての製品においてCNFを利用することで、革新的な機能が発現できるわけではありません。CNFが使われる意味=必然性が不可欠になります。そこで、ここでは、ミクロンサイズのセルロースを利用した製品にて、CNFを利用する実例を紹介しながら、「使う」に関して、考察します。さらに、CNFの必然性を活かした可能性に関しても、紹介いたします。
  5. セルロースナノファイバーを使いこなす
    • CNFを使いこなすためには、じっくりと腰を据えた開発は不可欠です。即ち、CNFを利用する産業においても、CNFの基礎から研究開発しなければ、自社商品に適正な使用は確立できません。しかしながら、近年の工来ない産業界においては、単体素材において、多くの資源を導入することが困難であることも事実です。そこで、これからCNFを取り扱う方、および継続していきたい方をイメージして、「事業戦略としてのCNF」をテーマに、ご説明させていただきます。
  6. まとめ・質疑応答

講師

  • 伊藤 弘和
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 機能化学研究部門 セルロース材料グループ
    主任研究員

会場

連合会館

4F 404会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2018/6/21 自動車ウィンドウの機能化開発の最前線 東京都
2018/6/22 製品設計に役立つ「ゴム材料」の勘所と最適設計手法 東京都
2018/6/22 プラスチック製品 強度設計の基礎知識 東京都
2018/6/25 微粒子分散系材料におけるレオロジー特性の測定・評価と制御技術 東京都
2018/6/25 脂環式エポキシ樹脂における透明性・耐熱性、他高機能特性と応用展開における注意点 東京都
2018/6/26 高せん断成形加工の基礎と活用法 東京都
2018/6/26 二軸押出機スクリューの基本構造と混練事例 東京都
2018/6/27 パワーデバイス用樹脂の耐熱性向上と信頼性向上技術 東京都
2018/6/27 発泡成形技術の基礎と発泡剤の使い方 東京都
2018/6/27 プラスチックの衝撃破壊メカニズムと耐衝撃性向上 東京都
2018/6/28 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御、劣化対策 東京都
2018/6/28 導電性複合材料の開発・製造のためのパーコレーション理論理解とフィラー選定 / 配合・分散 / 複合化技術 東京都
2018/6/28 高分子材料における分子構造解析の基礎技術 東京都
2018/6/28 SiCパワーデバイス実装と高耐熱樹脂材料の開発動向 東京都
2018/6/29 低燃費タイヤの摩擦・摩耗特性制御 東京都
2018/6/29 自動車用樹脂窓のハードコートによる耐摩耗性向上技術 東京都
2018/6/29 CFRPの疲労・破壊特性の基礎と安全寿命予測および損傷観察・探傷技術 東京都
2018/7/4 プラスチック成形加工品の環境応力割れ評価方法と適用事例 大阪府
2018/7/4 CFRP/CFRTPおよびGFRPの最新動向と強度向上の具体的方法 大阪府
2018/7/5 高分子結晶化の基礎と解析技術 大阪府

関連する出版物

発行年月
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/25 目からウロコの導電性組成物 設計指南
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/20 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御
2013/1/25 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/25 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/25 FRP(繊維強化プラスチック) 技術開発実態分析調査報告書