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高分子材料のオプティクス入門講座

高分子材料のオプティクス入門講座

~偏光・屈折率・複屈折の基礎と制御~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し、光学特性制御の最近の事例を紹介いたします。

開催日

  • 2017年9月13日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 屈折率、複屈折、偏光の基礎
  • 光学位相差 (複屈折) の発現機構と計測方法
  • 高分子材料における複屈折の分類
  • 化学構造、成形方法に基づく複屈折の制御方法

プログラム

 近年、液晶ディスプレイなどの光学材料には柔軟で丈夫な高分子材料の利用が進められており、その光学特性の高性能化や精密化が課題となっている。
 本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し,光学特性制御の最近の事例を紹介する。

  1. 複屈折の基礎
    1. 屈折率と複屈折
      • 屈折率と化学構造
      • 波長依存性
      • 複屈折の定義
    2. 偏光と複屈折
      • 直線偏光
      • 円偏光
      • 位相差
    3. 偏光子と波長板の違い
      • 偏光子・波長板の例
      • 偏光制御
    4. 複屈折の測定手法
      • 平行ニコル法
      • セナルモン法
      • 分光法 (位相差と干渉色)
    5. 複屈折の波長依存性
    6. 視野角に関係する複屈折
      • 面内複屈折と面外複屈折
      • 視野角と面外複屈折の関係
  2. 高分子材料における複屈折
    1. 高分子の複屈折の分類
      • 配向複屈折
      • 光弾性複屈折
      • 形態複屈折
    2. 分子配向と複屈折
      • 固有複屈折
      • 分子配向
      • 伸長変形…
    3. 複屈折の逆波長分散性発現の基礎
      • 複屈折の加算性
    4. 高分子ブレンド・共重合体の複屈折
      • ゼロ複屈折
      • 逆波長分散性
    5. 側鎖修飾多糖の複屈折
      • セルロースエステル
      • プルランエステル
      • キシランエステル
    6. ネマチック相互作用を利用した複屈折制御
      • ネマチック相互作用
      • 低分子添加剤
    7. 形態複屈折を利用した逆波長分散性材料の設計
      • ナノ構造
      • 無機粒子
      • ボイド
    8. 低分子を利用したTACフィルムの視野角制御
      • 伸長モード
      • 3次元屈折率
      • 面外複屈折
      • 棒状分子
  3. ガラス状高分子の光弾性複屈折
    1. 光弾性複屈折について
      • 応力差による複屈折
      • ガラス複屈折
    2. 光弾性係数制御の基礎
      • 光弾性則による考え方
      • ビニル高分子の場合
    3. 高分子ブレンド・共重合・添加剤による制御の限界
    4. ポリカーボネートの逆可塑化現象と光弾性係数の関係
    5. 配向フィルムにおける光弾性係数の異方性
  4. 総括
    • 質疑応答

講師

  • 信川 省吾
    名古屋工業大学 大学院 工学研究科 工学専攻 生命・応用化学系プログラム (しくみ領域)
    准教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
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本セミナーは終了いたしました。

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