技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

次世代自動車用高分子材料の課題と展望

次世代自動車用高分子材料の課題と展望

~次世代自動車の動向・材料の信頼性・要求特性・期待と展望~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえて樹脂材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2017年8月25日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 高分子材料が今後どのように使われていくか戦略的に考えるマネージャー
  • 実務としてプラスチック部品を設計、開発、製造している担当者

修得知識

  • 温暖化防止に向けた日本の2050年の姿 (次世代自動車)
  • 次世代自動車に期待される高分子材料について
  • リコールを起こさないようにするための材料信頼性の確立方法

プログラム

 地球温暖化を防ぐ方策としてハイブリッドや電気自動車のような次世代車が注目されている。将来の自動車のために高分子材料には何が求められるであろうか。電動化に対して、および軽量化に対して効果的な使い方とは。燃料電池車は温暖化防止の切り札になるのだろうか。
 一方、自動車の起こすリコールは高分子に起因する例が意外に多い。高分子が関わる不具合現象はテストコースの耐久走行でも見つかることはほとんどない。このような不具合を起こさず新たに適用していくにはどうすれないいのか、その考え方とその仕組みについても紹介する。

  1. 自動車を取り巻く環境とニーズの変化
  2. 温暖化防止に対する世界の動きと日本の取り組み
  3. 温暖化防止に対する自動車の取り組み
    1. 次世代車の現状と特徴
    2. 温暖化防止への2つの方策
  4. 電動化に対しての高分子材料の課題
    1. 二次電池に使用される高分子材料
    2. 熱制御のための高熱伝導絶縁材料
  5. プラスチックによる効果的な軽量化の例
    1. モジュール化による軽量化
    2. CFRPによる軽量化効果
    3. 接着剤により金属材料の活かし方
  6. 次世代車の今後の動向、燃料電池車は?
  7. 自動車の市場不具合はなぜ起きるのか
    1. リコールを起こした事例
    2. 高分子材料が起こす市場不具合の特徴
  8. 自動車で市場不具合を出さないようにするには
    1. 定量的な寿命の考え方
    2. 信頼性確認プロセスの実際 (材料DR)
  9. 今後の自動車用高分子材料のあり方

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/28 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/8/28 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/29 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 オンライン
2025/8/29 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/8/29 高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎、絶縁劣化・破壊メカニズムとその対策 オンライン
2025/8/29 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2025/8/29 ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 オンライン
2025/8/29 セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 オンライン
2025/9/2 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2025/9/3 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 オンライン
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類、特徴と硬化物性の評価、トラブル対策 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2025/9/8 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/9/8 高分子製品・フィルムの劣化と寿命解析 オンライン
2025/9/8 高分子複合材料の力学特性評価と耐衝撃性改善 オンライン
2025/9/9 エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/9 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/11 新しい磁気センサとその応用
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/20 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御
2013/1/25 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/25 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/25 FRP(繊維強化プラスチック) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/25 FRP(繊維強化プラスチック) 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/10/30 植物由来プラスチックの高機能化とリサイクル技術 (新装版)
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策