技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車用センサの基礎と応用

自動車用センサの基礎と応用

~基本構造・動作原理から信号処理・システム適用まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、代表的な各自動車用センサの基本構造、動作原理から設計のポイント、信号処理手法、開発例および自動運転に必要なITS用センサまで解説いたします。

開催日

  • 2017年6月16日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • MEMSを含む半導体センサの設計・開発技術者
  • センサを用いた電子システムの設計・開発技術者

修得知識

  • 自動車用センサの概要と特徴
  • MEMSを含む半導体センサの基礎
  • 各種センサの設計ポイントとその信号処理
  • 代表的な自動車用センサのシステム適用例

プログラム

 1970年代から始まった排ガス規制対応のためのエンジン制御の電子化はカーエレクトロニクスの幕開けとなり、その後各種のシステムが電子化され、自動車は走るエレクトロニクスと言われるほどに発展してきました。これら電子システム実現のためのキーデバイスの一つがセンサであり、自動車用センサは1980年代後半からのMEMSセンサ実用化とも相まって飛躍的な進化を遂げてきました。
 本講演の前半ではこの自動車用センサの概要と発展の歴史、特にその中で中心的な役割を果たしてきたMEMSセンサの基本構成、特徴から製造技術 (マイクロマシーニング技術) まで出来るだけ平易にわかりやすく解説いたします。
 後半では代表的な自動車用センサである加速度センサ、角速度センサ、圧力センサ、エアフローセンサ、磁気式回転センサについて基本構造、動作原理から設計のポイント、信号処理手法、開発例など実用的な内容も含めてお話ししたいと思います。さらに近年話題となっている自動運転に必要なITS用センサについても概略を解説し、最後に自動車用センサの今後の展望について私見を述べさせていただきたいと思います。

  1. 自動車用センサ
    1. 自動車用センサの概要
    2. 自動車用センサ開発の歴史
    3. 自動車用センサの特徴
    4. 自動車用センサの信頼性
  2. 半導体センサ
    1. 半導体センサの概要
    2. 半導体センサの特徴
    3. MEMSセンサ開発の歴史
    4. マイクロマシーニング技術
      1. エッチング技術
      2. 接合技術
      3. バルクマイクロマシーニング技術
      4. サーフェスマイクロマシーニング技術
  3. 加速度センサ
    1. 基本構造と検出方式
    2. 加速度センサの基本特性
    3. 加速度センサ開発の歴史
    4. 各種方式の開発例
  4. 角速度センサ
    1. 基本構造と検出方式
    2. 角速度センサの基本特性
    3. 各種方式の開発例
  5. 圧力センサ
    1. 基本構造と検出方式
    2. 圧力センサの応用例
    3. 集積化圧力センサの開発例
  6. エアフローセンサ
    1. 基本構造と検出方式
    2. 各種方式の開発例
  7. 磁気式回転センサ
    1. 基本構造と検出方式
    2. 磁気センサの基本特性
    3. 各種磁気センサの開発例
  8. ITS用センサ
    1. ITS用センサの概要
    2. レーザレーダ
    3. ミリ波レーダ
    4. イメージセンサ
    5. 赤外線イメージセンサ
    6. ITS用センサの開発例
  9. 自動車用センサの今後の展望

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/8 メタマテリアル・メタサーフェスの基礎からテラヘルツ波の制御技術・応用展開 オンライン
2024/4/9 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン
2024/4/12 機械学習/Deep Learningの画像データ前処理に活用できる画像フィルタリングの基本と最新動向 オンライン
2024/4/16 嗅覚センサによるニオイの計測およびその評価と解析方法 オンライン
2024/4/16 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン
2024/4/17 ルールベースと機械学習ベースの画像認識技術 オンライン
2024/4/18 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2024/4/19 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/4/22 ダイヤモンドNV量子センサの基本原理と応用・最新動向 オンライン
2024/4/22 3Dセンサの測距原理とその応用 (1) 東京都 会場
2024/4/22 AI・IoT時代のデジタル信号処理 : 基本技術から応用例まで オンライン
2024/4/23 自動運転車の商業化への道筋 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/4/24 アナログとディジタルのフーリエ変換と信号処理 オンライン
2024/4/25 カルマンフィルタの実践 オンライン
2024/4/25 空飛ぶクルマの市場動向と社会実装委向けた研究開発 オンライン
2024/4/26 ダイヤモンドNV量子センサの基本原理と応用・最新動向 オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/2 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/5/8 においセンサの開発動向と高感度化、応用事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望