技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国際共同試験実施の実際と必要な実践英語

国際共同試験実施の実際と必要な実践英語

~適切で円滑な国内外でのコミュニケーションの取り方とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製薬会社、CRO、SMOのCRCや病院の治験担当部門の方に必須の英語でのコミュニケーションのポイントを詳解いたします。

開催日

  • 2017年3月30日(木) 12時30分 16時30分

プログラム

 臨床開発部門で初めて国際共同治験に関わるCRA,CTM、品質管理、薬事部門の者、また経験はあるが、より効率的に成功に導きたいと考える臨床開発部門の関係者を主な対象に、国際共同治験の実施における実際のプロセスを国内試験との相違を中心に解説する。
 各ステージにおける英日、日英の翻訳、英語での文書作成、コミュニケーションについて実際の治験実施計画書等の文書やemailでのやり取り文書を紹介しながら、いかにしてグローバルでの統一性やコミュニケーションとローカルでの自然なコミュニケーションを両立させるかについてのポイントについて述べる。
 初心者には、具体的な業務内容や定型文を理解してもらうことで、国際共同治験実施への自信がつき、経験者にとっては、従来のやり方の改善やベンダー選定、教育、さらには具体的な実務上の問題点を解決するヒントになると考える。
 また日本人が間違いやすい部分や、誤解を招く発言やemailの文章などについても失敗例、成功例を含め解説したい。
 なお、本講演は製薬会社、CROのみならず、SMOのCRCや病院の治験担当部門の者にとっても国際共同治験の流れと各種ドキュメントの実際の日本語化の過程を知っていただくことで、医師及び製薬会社やCROのCRAとのコミュニケーションに役立つものと考える。
 さらに医薬翻訳、通訳に携わる方々にとっても、製薬会社のニーズを知り翻訳等のスキル向上のヒントになるものと考える。

  1. 国際共同治験の歴史
  2. 国際共同治験の流れ-国内試験との相違
    1. ICH-GCPとJ-GCP (各地域の規制の相違)
    2. CTS、検体の輸出入
    3. グローバル手順と作成と国内手順の作成
    4. 各種文書の作成、翻訳、編集
    5. グローバルコミュニケーション-会議の実施
  3. PMDA相談の英語
    1. 対面助言資料雄Briefing Package
    2. ここだけは理解してもらいたい日本のPMDA相談
    3. 海外のリーダーを迎えてのPMDA相談実施の実際
  4. 治験実施計画書等の英語-翻訳と補遺
    1. 規制の相違による変更の必要性
    2. 訳語や語法の統一-どの辞書、用語集を用いるか?
    3. この用語、定型文はこう訳す!-日本らしい表現へ
    4. 翻訳会社との付き合い方
  5. 治験届の英語
    1. 治験届とIND、CTAの違い
    2. 治験届書のBack Translation
  6. 治験薬・治験資材の輸入、臨床検体の輸送の英語
    1. 輸出入の仕組み
    2. ベンダー選択のポイント
    3. 海外ベンダー、国内ベンダーとのやりとり-実際のEmailから
  7. 安全性報告の英語
    1. SMP作成のポイント-理解してもらうべき日本の規制
    2. 安全性報告文書の翻訳-日本語から英語、CIOMSからPMDA報告様式へ
  8. モニタリングの英語
    1. SIVの実施-Trainingの実施とLogの残し方
    2. IMの準備と実施
    3. モニタリング習慣の相違-事前agendaの送付とFollow-up、治験責任医師の署名取得
    4. 英語でのモニタリング報告書の作成
  9. 文書の保存と監査の英語
    1. TMFとJ-GCPに基づく治験に係る文書と記録
    2. 海外からの監査担当者の対応
  10. 定例会議の英語
    1. 定例会議の進め方
    2. グローバル会議での発言
    3. 日本部分の進捗における発言
  11. グローバルコミュニケーションのために

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/11 費用対効果評価 (日本版HTA) の基礎と実践 オンライン
2024/10/11 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/15 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2024/10/15 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/16 治験補償に関して必要な知識と補償関連資料の作成のポイント オンライン
2024/10/16 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/17 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/17 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/10/18 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2024/10/18 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/10/18 GMP/QMS/GCTP適合のためのスプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/21 現場の視点から見た洗浄バリデーション取り組みのポイント オンライン
2024/10/21 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/21 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン