技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療・ヘルスケア・感性計測用センサの小型化・高機能化と応用展開

医療・ヘルスケア・感性計測用センサの小型化・高機能化と応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、センサの検出原理や基礎技術から解説し、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について詳解いたします。

開催日

  • 2017年3月29日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

 超少子高齢化の進展により、我が国では医療や福祉分野での課題が山積しています。医療費の増加を抑制するためには、身体の状態を日常的にモニタリングし、病気に陥る前の段階で予防医療措置により、健康寿命を増進することがカギとなります。また、過疎化の中で限られた医療資源を活かすためには、遠隔地からの医師による診断や相談、治療の発展や、ロボットによる介護・日常生活支援等が望まれます。これらの実現のためには、健康に関する様々な情報の収集や、人間の感覚に近い感性的な計測が可能なセンシング技術が不可欠です。
 そこで、本セミナーでは、このような用途に向けたセンサの検出原理や基礎技術について紹介するとともに、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について解説します。

  1. 医療・ヘルスケア・感性センサが求められる背景
    1. 超少子高齢化社会におけるヘルスケアの役割
    2. IoTとスマートヘルスケア・感性計測
    3. 医療・ヘルスケア・感性価値市場の現状と未来
  2. センシングデバイスの基礎
    1. センサデバイスと半導体について
    2. 半導体の性質
    3. 光センサ
    4. 温度センサ
    5. 磁気センサ
    6. 機械量センサ
    7. 力、圧力センサ
    8. 変位・位置センサ
    9. 速度・加速度センサ
    10. イメージセンサ
      • CCD
      • 超音波
      • 赤外線 等
    11. ケミカルセンサ
      • ISFET
      • QCM
    12. 信号処理、雑音について
  3. 医療・ヘルスケアセンサにおける生体計測技術
    1. 生体情報の計測
    2. 圧力
      • 血圧
      • 生体内圧
      • 体表圧
    3. 流れ
      • 血流
      • 呼吸
    4. 運動と力
    5. 体温、サーモグラフィ
    6. 生体電磁気量
      • 心電
      • 筋電
      • 脳波
    7. 生体化学量
      • 血液ガス
      • 呼気ガス
      • 尿
    8. 医療・福祉現場における計測
    9. 手術ロボットとセンサ
    10. 介護・介助ロボットにおけるセンシング
    11. 見守りセンサ
    12. 感性計測
    13. 人間の五感とその特徴
    14. 五感センサの現状と展望
    15. より高次な感覚とその情報化
  4. MEMSによる医療・ヘルスケアセンサの小型化・高機能化
    1. MEMSとは
    2. 身の回りのMEMSデバイス
    3. MEMS構造の作製
    4. マイクロ流路とμTAS
    5. MEMSを用いたヘルスケアセンサの小型化・高機能化事例
    6. 光・ひずみ複合MEMSセンサによる近接・接触計測
    7. MEMSセンサを用いた質感の定量化の試み
    8. 微細加工QCMを用いた呼気成分計測
    9. 静電容量型非接触液体電気特性計測センサ
    10. マイクロカンチレバーを用いた生体タンパク質検知バイオセンサ
    11. Ti微細加工による高生体適合性MEMSデバイス
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 医療機器/体外診断用医薬品の保険適用 (C1,C2,E2,E3) と申請業務の実際 東京都 会場
2025/3/27 QMSRポイント解説 オンライン
2025/3/27 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2025/3/28 皮膚の測定・評価法と化粧品の有用性評価試験実施のポイント オンライン
2025/3/28 医療機器/ヘルスケア機器における使いやすさを考えた製品デザイン開発 オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/3/31 医療機器の不適合製品の是正措置・予防措置におけるプロセス策定と記録文書作成 オンライン
2025/3/31 医療機器リスクマネジメントセミナー オンライン
2025/4/2 医療機器等の外部滅菌委託時のQMS省令・滅菌バリデーション基準の要求事項・委託受託者の責任範囲と外部委託施設への監査の留意点 オンライン
2025/4/2 ヘアケア化粧品の処方設計とトレンドを抑えた商品開発 オンライン
2025/4/3 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2025/4/3 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2025/4/7 皮膚の測定・評価法と化粧品の有用性評価試験実施のポイント オンライン
2025/4/7 QMSRポイント解説 オンライン
2025/4/8 医療機器規制入門セミナー オンライン
2025/4/9 へアケア処方の変遷と技術動向 オンライン
2025/4/9 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2025/4/11 EpiSensAを用いた皮膚感作性試験代替法の手技・使用判断 オンライン
2025/4/11 医療機器規制入門セミナー オンライン
2025/4/15 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/3/10 人工透析装置 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/10 人工透析装置 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/25 入浴剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/25 入浴剤 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/10 PET装置(診断) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/10 PET装置(診断) 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/25 CT(コンピュータ断層撮影装置) 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/25 CT(コンピュータ断層撮影装置) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/5 国際基準「JCI認証」取得の実際と検証
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)