技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

介護・福祉ロボットの開発動向と今後求められるセンサ・アクチュエータ・システム制御等の要素技術

介護・福祉ロボットの開発動向と今後求められるセンサ・アクチュエータ・システム制御等の要素技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年3月27日(月) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 介護・福祉・高齢社会の地域コミュニティにロボット・情報技術 (IRT) を活用したい方

修得知識

  • ロボット制御の基礎知識 (アクチュエータ、センサ、機構)
  • 全方向移動機構のメカニズムと最先端技術
  • 振動制御のメカニズムと最先端技術
  • 移動ロボットの自律移動制御と最先端技術
  • パワーアシスト制御のメカニズムと最先端技術
  • 介護支援・福祉ロボットの現状、および基礎知識

プログラム

 我が国は世界でも屈指の高齢社会であり、豊かな暮らしができるためには、介護・福祉などの対策が不可欠です。それには、ロボット技術 (RT) および、IoTや人工知能などの情報技術 (IT) の援用が不可欠です。
 本講座では、超高齢化社会の諸問題を解決していくために、自立支援のための介護・リハビリロボット、および介護業務支援サービスのための移動ロボットの現状や動向、また、ロボット技術をわかりやすく紹介します。次に、著者が長年研究してきた介護ロボットやリハビリロボットの中で、病院内巡回ロボットや、歩行訓練ロボットについての研究成果をわかりやすく紹介します。開発の基礎になった機構、センサ、アクチュエータ、システム、制御の要素技術について詳細に説明し、ロボット開発に役立つように解説します。

  1. はじめに
    1. 超高齢社会の到来
    2. 超高齢社会を支えるテクノロジー
    3. ロボット技術の社会の要請と市場
  2. 福祉・介護・リハビリ・サービスロボットの現状と課題
    1. 福祉ロボット
    2. 介護ロボット
    3. リハビリロボット
    4. サービスロボット
    5. 課題
  3. 開発してきたロボット
    1. 巡回介護ロボット“テラピオ” – 案内、追従、見守り
    2. 歩行訓練支援ロボット – 重症期、軽症期、回復期、自立期 –
  4. 今後求められる要素技術
    1. 振動制御と安定化制御
    2. 全方向移動機構
    3. アシスト制御
    4. 移動ロボットの自律移動制御
      (障害物認識、回避、経路計画、追従走行)
    5. ハードウエア
      1. アクチュエータ
      2. センサ
      3. バッテリー
  5. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 寺嶋 一彦
    豊橋技術科学大学 工学部 機械工学系 システム制御研究室
    教授 / 副学長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/1 医療機器・保険収載戦略コース (全3日間) オンライン
2025/5/1 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 全2コース オンライン
2025/5/1 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (基礎・制度理解編) オンライン
2025/5/7 医療機器における米国FDA (510(k)) 申請のポイントと追加要求事例/QMSR概説 オンライン
2025/5/7 工場へのDX導入による自動化と設備投資計画の実践 オンライン
2025/5/7 MDR査察で照会事項削減を目指した査察準備・対応と技術文書作成の為の留意点 オンライン
2025/5/7 医療機器製造販売業における市販後安全管理活動 オンライン
2025/5/7 医療機器におけるEOG滅菌の基礎及び滅菌バリデーション オンライン
2025/5/11 異業種R&Dリーダーのためのヘルスケア参入戦略 オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン
2025/5/12 医療機器の日欧米市販後安全対策と不具合報告・添付文書の作成方法 オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Aコース (初心者コース) オンライン
2025/5/12 永久磁石同期モータ駆動システムにおけるインバータの過変調領域の利用 オンライン
2025/5/12 医療機器に使用される包装システム (梱包箱なども含む) の試験方法と基準解説 オンライン
2025/5/13 適格・適切・効率的・効果的な医療機器品質マネジメントシステム (QMS省令) 構築・運用とリスクマネジメントの手法 オンライン
2025/5/13 永久磁石同期モータの制御系設計の基礎 オンライン
2025/5/15 医療機器プロセスバリデーションの実務解説および指摘事項と問題点解決 オンライン
2025/5/15 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (実践・戦略編) オンライン
2025/5/16 画像認識技術入門 オンライン
2025/5/16 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン

関連する出版物