技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

DMF申請のeCTD化と文書管理

DMF申請のeCTD化と文書管理

~eCTD/eSubmissionの本格導入に備える~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年1月23日(月) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 日・欧・米DMF各国の特徴と差
  • フォント指定やファイル形式など制限された文書作成のコツ
  • 明確な決まりがない中での文書管理
  • モジュール別での構成概要と作成のポイント

プログラム

第1部. DMF申請をeCTD化するための基礎とポイント

(2017年1月23日 10:00〜14:45) ※途中昼食休憩あり

 DMFは、eCTD/eSubmissionが2016年7月1日よりEUで、2017年5月5日よりFDAで本格的に導入されます。
 また、Canadaでは2016年3月1日よりNeeS が開始されました。
 このeCTD/eSubmissionは当局にとっての膨大な文書の扱いがだいぶ軽減されると思われますが、作成・登録する側にとってはフォントの指定、ファイル形式など制限された文書作成とシステムを使った登録等DMFの内容とともにIT的な要素 (XML) も考慮しなければなりません。
 eCTD仕様のDMF作成とその電子的な登録の全ステップを解説し、どのような形でIT作成がかかわってくるのかを理解しその対処を含めて実施できるよう説明します。

  1. DMF概要
    1. 医薬品事業とDMF
    2. DMFとは
    3. 登録、変更、年次更新、LOA、照会等
  2. 各国DMFの特徴
    1. US DMF
    2. EU ASMF
    3. その他DMF
    4. 各国のeCTD/eSubmission状況
  3. CTD形式によるDMFの作成
    1. CTD形式とは
    2. 各モジュール (M1,M2,M3) の概略
    3. モジュール3 (M3) の詳細
  4. FDA DMF eCTD
    1. 概要と全体構成
    2. M1の構成と実際の作成
    3. M2の実際の作成
    4. M3の構成と実際の作成
    5. File (leaf) 用PDFの作成の基準
    6. index.xml、us – regional.xmlの作成
  5. FDA DMF eSubmission
    1. ESG セットアップ
    2. Test eSubmissionとvalidation
    3. Production eSubmission (本登録)
    • 質疑応答

第2部. 基礎から学ぶeCTDの電子文書管理のコツ

(2016年3月1日 15:00〜17:00)

 薬事関連文書の電子文書管理は、その方法の正解がありません。
 状況に合わせた各社毎の対応が必要であり、また、その方法論や技術は日々新しいものが発表されまます。
 各社の対応方法を決める・見直すにあたり、知っておきたいポイントを、eCTDを行う観点からもふくめ、基礎からご説明いたします。

  1. eCTDと薬事文書管理
    1. 文書管理とeCTDの関係性概要
    2. グローバル化と薬事文書管理
  2. 文書管理の重要性
    1. 文書管理の意義
    2. 文書管理を適切に行わなかった事例
  3. 文書管理の標準
    1. 文書管理の基本
    2. 文書管理に関する規制、ISO/JIS
    3. 文書管理方針
  4. 電子文書の特徴 ? 利点と課題
    1. 原本性
    2. 共有・活用とセキュリティ
    3. 閲覧方法
  5. 電子化文書管理システムの運用と薬事関連文書、eCTD編纂
    1. 電子文書の要件
    2. 文書管理システムの意義と機能
    3. プロセス、効率、品質 – 作成から管理まで
    4. ユーザ管理、アクセス権
    5. 管理体制と教育
    6. Submission Ready化とeCTD編纂システムとの連携
  6. 文書管理の方法論/技術の変化
    1. レコード・コンティニュアムと文書管理担当者の役割
    2. 新しい技術 – XML文書、オントロジー
  7. eCTD Ver4.0を見据えた文書管理
    1. eCTD Ver4.0のスケジュール (予想)
    2. eCTD ver4.0での変更の概要
    3. eCTD Ver4.0に必要な情報と文書管理
    • 質疑応答

講師

  • 宮原 匠一郎
    株式会社ファーマ・アソシエイト
    代表取締役
  • 玉村 聡子
    MSD 株式会社 グローバル研究開発本部 薬事領域 薬事オペレーション部

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/19 マイクロバイオーム創薬における生菌製剤化/開発技術と品質管理・有効性評価 オンライン
2024/7/22 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/7/22 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/23 医薬品薬事・申請業務のための英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/7/23 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2024/7/23 非GLP試験での信頼性基準試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証 オンライン
2024/7/24 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/24 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/24 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/7/24 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/7/25 凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策ならびにトラブル防止の具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/7/25 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/7/25 現場事例から学ぶCSV (コンピュータ化システムバリデーション) の基礎と実務理解・考え方 オンライン
2024/7/25 PIC/S GMP Annex Iの観点をふまえたエンドトキシン試験・パイロジェン試験法 オンライン
2024/7/26 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/26 製造販売後におけるRWD (リアルワールドデータ) 利活用の実際 オンライン
2024/7/26 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/26 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/7/29 ICH-Q9改訂をふまえた品質リスクマネジメント/リスクアセスメント/リスク評価の具体的な進め方 オンライン
2024/7/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン

関連する出版物