技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

手術用支援ロボットの臨床ニーズと開発戦略

手術用支援ロボットの臨床ニーズと開発戦略

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年12月12日(月) 13時30分 17時00分

プログラム

 ロボットによる手術の研究の歴史は長いが本格的に臨床応用されたのは米国で2000年からで、その後、世界中に爆発的に広がり現在、本邦でも200台以上が稼働し米国に次ぐ世界第2位のロボット手術国となった。
 3D画像を10倍に拡大し360度動く手指の様な鉗子の使用により微細で正確な手術を可能とし、その結果として出血の少ない、種々の機能を温存できる低侵襲の手術が可能となった。
 高価格や触覚の欠如を除けば、ほぼ理想的で堅牢な機器であり今後も多疾患に応用・利用されるであろう。

第1部. 手術用支援ロボットの開発

(2016年12月12日 13:30〜15:00)

 『新たなイノベーションを生み出すには異分野融合が欠かせないものとなりつつあります。中でも医工連携による手術支援ロボットシステムや遠隔操作に関する医療機器開発はわが国の社会ニーズに応えるために極めて重要です。一方で、医療機器開発は、研究フェーズから実用化に至るまでの障壁である死の谷が特に深い分野でもあります。
 本研究室ではこれまで、外科医と連携しながら手術支援ロボットシステムの研究開発を行っていますが、大学の研究で終わらせるのではなく実社会に役立てるために、大学発ベンチャーを起業し実用化への取り組みを行っています。
 本セミナーでは、手術支援ロボットのこれまでの研究開発事例と最近の新たな取り組みを紹介します。

  • 手術支援ロボットの研究開発事例
  • 手術支援ロボットシステムの開発
  • 手術支援ロボットの今後
  • まとめ
  • 質疑応答

第2部. 腹腔鏡下手術における手術用支援ロボットの現状と規制動向

(2016年12月12日 15:30〜17:00)

 本格的に臨床応用されてから既に15年以上が経過したロボット支援手術がについて、その利点・欠点・最近の動向を解説する

  1. ロボット支援手術
    1. 簡単な歴史
    2. 最近の動向
    3. 利点
    4. 欠点
    5. 実際の症例の動画
  2. 前立腺癌
    1. 頻度 (日本人男性で最も多い癌となった)
    2. 診断方法
    3. 各治療方法

講師

  • 只野 耕太郎
    東京工業大学 科学技術創成研究院
    准教授
  • 大堀 理
    東京医科大学病院 泌尿器科
    教授 / ロボット手術支援センター長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/21 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2025/2/25 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/2/25 インドの医療機器ビジネスの現状と関連法規の留意点 オンライン
2025/2/25 医療機器製造販売業における市販後安全管理活動 オンライン
2025/2/25 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医療機器) オンライン
2025/2/26 医療機器サイバーセキュリティにおける医療機器ソフトウェアの要求事項・手順書管理 オンライン
2025/2/26 医療機器の承認申請書作成とPMDA対応のポイント オンライン
2025/2/27 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画の心得と戦略 オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2025/2/27 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2025/2/27 医療機器開発のためのPMDA・学会・医師との関係構築と医工連携のポイント オンライン
2025/3/3 インドの医療機器ビジネスの現状と関連法規の留意点 オンライン
2025/3/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/3/5 生体情報センシングの基礎とデータ処理・活用および応用展開 オンライン
2025/3/5 早期承認取得のためのPMDA申請戦略および提出資料 (照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2025/3/7 滅菌バリデーション実務および各種バリデーションのポイント オンライン
2025/3/7 滅菌製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 測定試験の基礎と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/7 医療機器開発のためのPMDA・学会・医師との関係構築と医工連携のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集